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11/9 水瓶座 上弦の月

どうも、水星の申し子です。

2024年11月9日 14時55分頃、
水瓶座で「上弦の月」を迎えます。

ホロスコープを詳しく解説する前に、
毎度ではありますが、
わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。

「何回も読んどるからエェわ。」

という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでください。

それでは参りましょう。


「月」ってどんな星?

あなたは「月」に対して、
どのようなイメージをお持ちですか?
どんな星だと認識していますか?

神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない月

月の解釈は、人それぞれありますが、
月は、美しいだけの星ではなく、
「ある種 取り扱い注意の星である」
とわたしは考えております。

わたし自身の月の捉え方は、
「月=不安定さの象徴」です。

西洋占星術では、
月を含めた10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。

今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。

「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。

なら「不安定さの象徴」って何よ?
ってハナシですが、その答えは「感情」です。

我々は「感情をフラットに保ちたい」
と思いながら、つい外部からの刺激に反応して、
時に激しく一喜一憂するものです。

月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。

だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。

この本能的に安心を求める欲求こそが、
まさに、「月」です。

月=感情とは、“心の中に住む仔犬”を
イメージしてみてください。

心の中で小さなわんこがキャンキャン吠えたら、

「お腹が空いているの?」
「お散歩に行きたいの?」
「遊んで欲しいの?」

よく観察して、適切なお世話やしつけをする。

これが月=感情との上手な付き合い方
だとわたしは考えていますし、
お世話としつけをするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。

今後、心がザワザワ、モヤモヤした時は、
「お世話としつけ」を思い出して、
意識してみてください。

11月9日は水瓶座で上弦の月

「上弦の月」とは、
満月に向かって満ちゆく途中の半月のこと。

月=不安定さの象徴、刺激に対する反応
が次第に膨らみつつあるので、
感情の波が激しくなりやすいです。

そして、満月で成果を得るために
必要なもの、人、チャンス、出来事
が集まってくるタイミングでもあります。

ゆえに、上弦の月は、
「引き寄せ」と言われるわけですね。

どんなものが引き寄せられてくるのか、
見逃さなずにキャッチしてください。

では、チャートを見てみましょう。

アセンダントは牡羊座、チャートルーラーは火星です。

つい先日、火星は蟹座から獅子座へと移りました。

真向いの山羊座の最終度数には冥王星があり、
火星と冥王星がタイトに向かい合ったんですね。

この上弦の月もまだ影響下と捉えてイイです。

見て見ぬふりをしてきた怒りが、
冥王星によって炙り出される可能性が高いです。

限界までため込んだ怒りが、
大爆発してしまうこともあるかもしれません。

11月のそら模様」の中でも書いた通り、
今月は自分の「怒り」と向き合うことがポイントです。

火星の怒りは「自分の正義」です。

「自分が大事にしていることを、
相手が大事にしてくれなかった。」
「ないがしろにされた。」

そのときに湧き起こってくるのが怒りです。
つまり、「怒り」の感情は、
あなたが本当に大事にしていることを教えてくれるんですね。

自分のホットスポットを知り、
その裏側にある自分の大事な想いに気づいてあげてください。

また、獅子座の火星ですから、自己主張や、
自分の怒りを主張する人も増えるはずです。

怒りって、本当に人それぞれです。

相手がなにに腹を立てているのか?
裏返せば、相手がなにを大事にしたいと思っているのか?

相手のホットスポットを自覚していれば、
不毛なケンカやトラブルは未然に防げます。

感情的にならずに、
落ち着いて、冷静に観察してみてください。
きっと相手への理解がぐんと深まるはずです。

月は水瓶座18度「仮面がはがされた男」

秘密や持ちすぎたものを手放して、
外の世界との壁をなくすことを示す度数です。

秘密にしていたことがバレたり、
持っているものを奪われたりするかもしれません。

ただ、その体験を通じて外との壁がなくなり、
晴れやかな気持ちになれそうなんですね。

自分では「これはバレたら絶対にまずい…」
と思ってきたことが、いざバレてみたら、
ため込んできた緊張感から解放されて、
スッキリとした気持ちになれそうです。

内面の感情の解放が必要なときかもしれませんね。

サビアンシンボルの名前の通り、
経歴詐称など、嘘で塗り固められた人の
化けの皮がはがれるようなことも起こるかもしれないです。

そろそろ冥王星水瓶座入りが見えてきましたからね。

嘘は必ずバレます。
人として誠実であることを大事にしましょう。

月と葛藤の配置を描く太陽は、
蠍座18度「豪華な秋色の森」

「集中と解放のくり返し」を意味する度数です。

季節の流れと共に変化する自然界のサイクルのように、
変化に向けてリズム良く取り組むときと言えそう。

なにかに取り組むときは一人で徹底的に集中し、
達成したら、多くの人に心を開いて成果を見せる。

成果の中から新たな可能性の芽を見つけて、
その可能性を広げるために集中する。

中途半端にならず、
ONとOFFのメリハリをつけることが
大事な時期と言えそうです。

「集中と解放のくり返し」
ぜひ、意識してみてください。

また、蠍座18度は、
自分の肉体の働きに感謝すること、
自分を生かす無償の愛=肉体機能
を感じることを意味する度数でもあるんですね。

自分の肉体って、当たり前にありすぎて、
つい、感謝を忘れがちですよね。

人間は愚かだから、健康を失ってようやく、
その有難さを知ることはよくあることです。

しかし、肉体は、あなたの魂の乗り物。
この世で最も価値ある「モノ」だと思いませんか?

魂の乗り物=自分の身体に感謝をしましょう。

とりわけ、あなたの心臓。
心臓に感謝をしてください。

24時間、365日、
あなたが眠っている間でさえも、
ひとときも休むことなく心臓は動いてくれています。

心臓が動きを止めるとき、
それは、あなたの命が終わるときです。

当たり前すぎて意識にも上りませんが、
心臓が動いてくれていることは、
当たり前ではないんですね。奇跡なんです。

心臓に手を当てて、
「いつも動いてくれてありがとう。」
と感謝の気持ちを伝えてください。

できれば、これから毎朝、起きたとき、
まどろみながら、心臓に感謝を伝えてみてください。

毎日コレだけ、お金かかりません。
でも、すこぶる健やかな肉体、精神ができ上がります。
ピンと来たら、ぜひお試しあれ。

今回は、月、太陽ともに、
「解放」というテーマが共通していますよね。

自分の内面と向き合い、
要らないものや自分を縛り付けているものは、
思い切って解放してみましょう。

秘密も思い切って打ち明けてしまいましょう。

自分が想像している以上に、スッキリ!しそうですよ。

以上!
beautifulな上弦の月をお迎えください。


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