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成りたい自分に出会うには直感も大事にすべきです【キャリコンサロン編集部】

先日、出張でドバイに行ってきました。

9月に人生で初めて東南アジアに行きましたが、それに続いて初めての中東です。

それにしても今回はしんどかったです。
まず何と言っても行程が弾丸すぎました。

・水曜日の夜 22:30に成田出発
・木曜日の朝 4:30にドバイ到着
・木曜日 そのまま夜まで仕事。ホテル一泊
・金曜日 夜まで仕事。23:00に空港へ出発
・土曜日 2:30にドバイ出発 夜に成田到着

出張の目的ですが、

ある企業のCEOにお会いし、こちらのリクエストを書いたレターをお渡しして、内容についてコミットメントしてくる。

というものでした。

事前に英文レターのチェックもしっかりやって準備は万端と思いきや、旅にはアクシデントはついてくるものです。

CEOにお会いするスケジュールの調整が難航してしまい、とうとうスケジュールが決まらないままドバイに旅立つことに。

そして現地に着いても肝心のCEOには会えないまま時間はどんどん過ぎていきます。

「このまま手ぶらじゃ帰れねえ・・・」

ホテルチェックアウトまであと6時間と迫ったころ、その企業のイベント会場に一人でメールを打っているCEOがいるじゃありませんか!

チャンスはここしかない!

「アポなし突撃」状態で会話を申し入れます。

自己紹介して、ある程度会話の趣旨を理解してもらったところで、

「このレターを読んでほしい!」

道端で嘆願書を持って偉い人が通るのを待っていた庶民のようにレターを渡し、拙い英語で内容を説明したところ、

「OK。これはUrgentだ。すぐにやろう」

というコミットメントがもらえたのです!

帰り際に挨拶した時にもCEOから

「ちゃんと覚えているからね」

というコメントをもらえました。どうやらミッションコンプリート出来たようです。

いや~、本当に良かった・・・

十数年、ダラダラではありますが英会話を続けてきたおかげでこのようなシビれる機会と出会えました。

同時にもうちょっと英語上達しないと厳しいなと思いましたが・・・

こんな風にシビれる出会いを経験できた私が所属する「キャリコンサロン編集部」の今週のお題は「出会い」です。

出会い・・・

私のこれまで50年以上の人生で数知れぬ「出会い」があったと思います。

その中で自分の人生に大きく影響を与えたものもいくつかあります。キャリアコンサルタントなんかはその代表格です。

しかしながらキャリコンの勉強を始めた時に何ができるかなんて全く確信はありませんでした。

「資格を取ったら何か未来が変わる気がする」

というただの直感です。

そんな直感を信じて資格を取得し、その後も活動を続けてきました。

その直感が当たったのかもしれません。

現在キャリアコンサルタントとして自分の想像を超えた範囲での活動をさせてもらっています。

自分のキャリアをそんな直感に頼っていいのか?
もっと客観的な視点で考えるべきでは?

と思う方もいらっしゃると思います。

でもそんな直感にキャリアを委ねてもいいというキャリア理論があるのです。それが、

ジェラットの「積極的不確実性」です。


このジェラットさん、最初の頃はバリバリの左脳派でして「連続的意思決定プロセス」というものを提唱しているぐらいです。

ところがある頃からこのような考え方をするようになりました。

世の中は不確実なことも多いから、そういった不確実性も前向きに受け入れましょう。

将来の意思決定を行う際には客観的な視点だけでなく、直感も大事にしましょうね。

昔々に「ビビッと来た」と感じて電撃結婚された芸能人がいましたが(古い!)まさにそんな感じです。

「いやいや、そんなサイコメトリ-なこと言われても困るよ」と思われた方もいらっしゃると思います。(そりゃそうだ)

キャリア選択で「ビビッ」と来るには、やはりコツがいります。

それは自分の「仕事の価値観」をはっきりしておくことでしょう。自分の「仕事の価値観」を確認するには、

「キャリア・アンカー」

がお勧めです。


自己診断テストもありますが、より深く診断したい方は、

「キャリア・アンカーインタビュー」

をお勧めします。インタビューアーとしてぜひ我々キャリアコンサルタントにお声がけくださいね。

いかがでしたでしょうか?今回は、

成りたい自分に出会うには直感も大事にすべき

というテーマでお話させてもらいました。

自身の直感アンテナの感度を高くして、これからの様々な「出会い」を楽しんでもらえたら私も嬉しいです。

ではまた来週までご機嫌よう(^_ー)-☆

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