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くるりにおける上海蟹とはパート2~岸田目線で上海蟹を考えてみる

こちらにて8月1日に古参ファンから見た上海蟹について書いた。オルタナ界隈の事を書いたこの続きもあるので良かったら読んでみてください。

そのコメント欄でパンダ期の「潮風のアリア」いいよ!とコメントをいただき、アレルギー起こして、ほとんど触れて来なかった、パンダ期の音源を聞いてみている。
私はワルツを踊れは熱心に聞き、大変いいアルバムだと、熱を持って話せる。
くるりとオーケストラの共演。オルタナがオーケストラを使うとどうなるのか?の実験のアルバムといっていい。
ハイリゲンシュタットもブレーメンもミリオンバブルもジュビリーも恋人の時間もハム食べたいもスラヴもスロウダンスもハヴェルカもブルーラバーブールーも
とにかくどこをとっても捨てる所がない、めちゃくちゃいいアルバムだ。
ジャパニーズオルタナティブギターロックがオーケストラを使うと、こんなにも伸びやかに世界が拡がると魅せてつけてくれた。

単曲で、ギターロックとオーケストラの共演を聞くのは初めてではない。例えばスパカのプラネット。自由な音出しのオーケストラの音のオープニングから始まるこの曲は、オルタナティブギターロックとオーケストラとの共演の素晴らしさを示唆して終わっている。
収録されてるスリーアウトチェンジはスーパーカーにとって記念すべき1枚目のアルバムで、全体の評価としては、とてもわかりやすいギターロック。
しかし、1曲1曲を取ると、その可能性の示唆に富んだ素晴らしいアルバムだ。
その中の1曲「PLANET」だけ、オーケストラを使っている。ソニーの肝いりでデビューした、スーパーカー。それでもオーケストラを使えるのは予算としても1曲だったのだろうと思うし、このアルバムの主題はどこまでいっても、わかりやすいオルタナティブギターロック。オーケストラとの共演に全フリするという目的のアルバムではない。でも、スーパーカーが、ナカコーが、オーケストラを使うとしたら、こうなるよ?という示唆に富んでいる。
スーパーカーは、この後、ギターロックから鍵盤を使った機械音楽に傾倒していき、ドローンという手法の元祖といってもいいかもしれない。そういう音楽を残して解散した。
音楽でいうドローンとは、全部の曲が繋がって聞ける手法の事を指すらしい。

検索するとこう出た

Futuramaなんかは特に、曲の終わりがほぼ分からない。いつの間にか曲が終わり、いつの間にか次の曲になってる。CDのコンポを目の前に、座り、その表示を凝視して、0.00に変わる瞬間、ここなのね!となるアルバムなのだ。
まだ聞いた事ない人は是非アルバムでメモリを見たり、AppleMusicで曲ごとに飛ばしたりせず、ただ流して見て欲しい。曲の変わり目を全て言い当てられるのなら、もう超能力者だ。

じゃあ1曲1曲で聞いたら?
もちろん素晴らしい。
1曲1曲でも聞けるのに、アルバムとして全部繋がってる。
もう手品だ。

という事で、スーパーカーが、オルタナティブギターロックとオーケストラの可能性については探求できていない。PLANETで、その可能性の拡がりの示唆をする所で終わっている。

岸田はナカコーと仲良しみたいなので、もちろん私より音楽的に詳しい部分まで、スリーアウトチェンジを理解できているだろう。
PLANETの存在も知っているはずだ。

くるりはアルバムとしては7枚目。2007年6月の発売の「ワルツを踊れ」で、スパカが、拡がりの可能性の示唆で終わってしまった、オーケストラの起用をアルバム1枚使って存分に披露している。
ジャパニーズオルタナティブギターロックの使い手が、オーケストラを使うと、こんなにも音が伸びやかに拡がり、全面に出るギターやボーカルを活かすのか!と、とんでもなく素晴らしい結果を残している。

さて本題に戻ろう。
前の記事のコメント欄でのやり取りを引用させて頂きたい。
ちょっと長いのだが、目を通して頂ければと思います。

読んで頂ければ分かるのだが、岸田が曲にラップを取り入れるのは、別に上海蟹で突然始まった事ではない。3枚目のteamRockでガッツリ取り入れている。

ジャパニーズオルタナティブギターロックと、ラップとの融合は、他の人もいっぱいやってるけど、これは岸田が起源だと言っていいと思う。
その頃はちゃんと追えていたし、リアタイで聞けてたのでいえる。
teamRockの1曲目のteamRockなんか典型的で、ほぼ全部ラップだ。

ラップのみをする、ラッパーの人は、バックミュージックを外注すると聞いたことがある。
小節数の指定だけして、雰囲気を伝えて、バックミュージックを誰かに作って貰うらしい。
ラップバトルとかサイファーという文化は、音楽を新しく生成してはいない。何かしらの音楽を掛けて、小節数だけ決まりがあって、即興のリリックで、戦う。時にdisり、時に自虐し、時に愛を歌い、それをどれだけ上手く語呂合わせして、韻を踏むか?
音楽の全てを新しく生成するのではなく、土台があって、そこにいかに上手くリリックを乗せるか?だ。
だいたいDJが居て、既存の音楽のある部分を同じ小節リピートさせて、そこにリリックを乗せるってのが定番なんじゃないかと思う。

ラップについて、好きなわけでも、知っているわけでもないので、ここで話題を離れる。

土台の音楽を作れない?(知らんけど)ラッパーと違って、岸田は自前で音楽も生成できる。
私はカネコアヤノアンチなんだけど、Cat&Dogsとか、そういラッパーとオルタナティブサウンドのロックとの融合とか、もう岸田の作った雛形だとおもう。
最初はEAST+YURIのDA・YO・NEか、これが1994年。ラッパーと女の子ボーカルって曲でヒットしたのはこっちが先か。teamRockは2001年。

んでも、やっぱり、岸田のした、teamRockの価値ってデカいと思うんだよね。
当時はなんかなんちゃってラップとバカにされたんだけど、ラップ自体のバックミュージックをちゃんと自前で作って、音楽としてもいいモノを作って、岸田がラップを自分で歌ったってのはかなりでかい事だと思う。

上海蟹って、その延長の岸田の遊びだと思うんだ。

パンダ期のくるり(天才の愛)を初めて聞いてみて思ったのは、岸田、オーケストラ使うの上手くなったなぁ。だった。
基本的にはクラシックでしか有効活用出来てなかったオーケストラを、岸田、ワルツを踊れで使い方学んで上手く使ってるなぁー。と思った。

オーケストラを現代音楽に上手く使ってるのは別に岸田だけじゃなくて、ディズニーとかジブリの久石譲とかもいるんで、岸田が最初とは言わないけど、ナカコーがPLANETで示した、オルタナティブギターロックとオーケストラの融合の可能性を上手いこと、技術として、習得してるなぁ、と思った。
私は音楽を消費的に聞くことが出来なくて、1枚のアルバムの価値を知るのに、聞き始めて1年位かかるので、つい最近聴き始めた、「天才の愛」について、詳しく語れるわけではない。
でもまあ、相変わらずの岸田節だし、だから、全然嫌ではないし、オーケストラ上手く使うように成れてるねって第一印象のみだ。木管楽器にも管楽器にもバイオリンとかの弦楽器にも、それぞれ魅力に詳しくなって、上手く使ってるなぁーと、第一印象思った。
でも、曲の創造性という部分だと、良くも悪くも岸田の曲だと思った。
岸田にしか出せない音楽だけど、惰性にはなってないですか?とも思う。
特に後半、ネタ切れになってきてない?後半失速しとらん?と思った。第一印象ね。
あくまで第一印象ね。
これから1年かけて咀嚼するとまた違うこと言い出すかも…。
あとは、パンダの影響か、分からんけど、鍵盤も管楽器も木管楽器も前に出る時、出すぎとらん?なんかうるさく感じるなぁ…。とも正直思った。
でも、勧めて貰った「潮風のアリア」は、ドライブで聴くのにいいなあと思った。
youtubeにPVがあったので、見たけど、パンダは映像に出てこなくて、岸田と佐藤征史の2人の海岸のドライブの映像で、確かに海辺をドライブするのに聴いたら、気持ち良さそうだなぁ、とも思った。
車詳しくないからわかんないんだけど、あの車高い車なん?左ハンドルだから、外車なのね、って分かったんだけど、そこら辺の細かいディテールにこだわってまっせ!という、情報過多の押し付けてくる感じが、イラッと来るなぁとも思った。別に国産車でいいだろとか、求めてるのは音楽なわけで…。
例えば林檎がギブスで、20歳までにベンツを買うって目標立てて、実際買って、それエンジン外して、ウォータージェットで真っ二つにして、それPVに使ったとか、罪と罰の最後で、爆破までした、とか、その位の思い入れのあるエピソード付きなら、必然性があるし、理解できるし、支持出来るだけど、この場合だと、岸田が右側の助手席に座ってるでスタートするって事は、外車なのか、って余計な情報が五月蝿すぎて、曲に入れない。車の外観ちょっと見ただけで、〇〇ね、岸田好きだよね、って分かる人なんて、少数しかおらんだろう?
そうなってくると、この車なんだろう?とか、この海岸どこなんだろう?って、曲自体じゃなくて、余計なノイズ(情報)が邪魔して、音楽を楽しめない。

岸田にとって、椎名林檎のベンツくらい、思い入れのある車なのかもしれないけど、私は岸田に音楽を求めてるので、余計な情報としか思えなくて、正直イラッとした。
ちょっとグクってみたら、今現在の日本で左ハンドルは5%以下だと。
相変わらず、岸田は、選民思考が強いなあ、と思わざるおえないのだ。岸田、相変わらず性格歪んでんなって思うわけだ。

オールドタイマーのPVをもし作るとして、オールドタイマーを使うのは理解できるじゃん?だって曲のタイトルはオールドタイマーだし、曲全体のモチーフはオールドタイマーなんだから、必然性があるでしょ?

じゃあ「潮風のアリア」まだ覚える程聞いてないけど、別にその車の事歌ってるわけじゃないんだから、5%以下しか存在しない、左ハンドルにする必然性ないじゃん。岸田か佐藤征史の愛車で、日常がそれなのかもしれないけど、ぱっとPV初めましてで見て、そんなノイズが入るより、曲に集中させてくれと思う。
別に聴者にどうしても伝えたい、センカドエピソードがあるなら、必然性があるけどさ(林檎のベンツみたいな)、ないだろ?
あったとしても、そこまで深掘りするファン少ないだろ?
そうなると、なんで、左ハンドル?ってなるでしょ。
ったく、岸田は相変わらず、人の癪に触ることをいちいちするな。って思うだろ?普通に。

自分の曲しかしてないのに、チューニング人任せにして、短いセトリのフェスのライブの途中で何本もギター持ち替えるみたいにさ。
もっくん召喚して、ツアーやって、もっくんの名前でチケット捌けてるのに、わざわざアメリカからクリフ呼んで、中央の正位置のドラムの場所、クリフにさせて、もっくん右に追いやったって、みんな思ってるよ。

もっくんでるなら、久しぶりにくるり行ってみるか…。って層は、誰でもいいから質の高い演奏じゃなくて、「もっくんのドラムの今のくるり」が観たくて行ってるの。

こういう風に、話が重なると、いちいちイライラさせるわ。って評価になるだろ。
普通と違うことすると、良くも悪くも目立つの。
たった1個だったら、まあそういう事もあるよね、って言えるけど、こういう風に幾らでも、岸田が普通と違うことしてる、推挙に暇がない状態なら、相変わらず岸田性格悪いわーってなるでしょ?
長く観てる人なら、長く観てる分だけ、そういう岸田の人と違うことする性質を知ってるから、イラッとするわけよ。

昔のくるり好きだったけど、離れてた、でももっくん出るなら、今のくるり見に行こうって動いた客層にさ、なんでわざわざクリフぶつけるの?
もっくんのドラムで、通せばいいじゃん。
なんで、もっくんのドラムで通せないのに、もっくん召喚したん?
もっくんで事足りないなら、もっくん召喚するなよ。召喚したなら、使い切れよ。
中途半端なことすんなよ。

って、思った人いっぱいいるとおもうで?
もっくんで、感覚は道標で、久しぶりにくるり聞くわーって層ちゃんと取り込めばいいのに、いちいちイラっとさせるから、岸田相変わらず性格悪いになるでしょ。
その層がカニやらないの、目の当たりにしたでしょ?

はい。文句は幾らいってもキリがないし、何度も書いてるので、この辺で。

まーまーまー、良くも悪くも、相変わらずの岸田ですよ。

最初の話に戻るんだけど、安曇平さんの指摘で、くるりにとっての、上海蟹って…。って思う部分があり、この記事を書こうと思いました。
本題に入るまでに5000字。コメント欄のやり取りも読んでもらうと、すでに、皆様HP消費しまくっとりますね。ごめんなさい。

安曇平さんのご指摘で、くるり、上海蟹を実際どのくらいやってるんだろう?
という疑問がぶわぁっと湧いたわけです。
という事で調べて見ました。
LIVEfansという、ライブ見に行った人の、有志の人が、セトリをあげてくれてる、データベースのサイトがあるんですが、かなり古い所まで遡れるので、昔の事を確認しようとする時に、とても資料になるので、度々見てるのですが、くるりのセトリ挙げられてる部分をザーッと追ってみました。

ちなみに音博だけの情報をまとめるとこんな感じです。

2023年 2日とも1曲目
2022年 11曲中5曲目
2021年 やってない
2020年 やってない
2019年 10曲中4曲目
2018年 やってない
2017年 オーケストラと他アーティストとの共演でやってない。くるりの曲は宿はなし1曲のみ。
2016年9月 5曲のみ、やってない
☆2016年7月6日 上海蟹リリース!
2015年9月 やってない
2015年6月 音博?やってない(はっぴいえんどの暗闇坂やってる!)

という事で、くるりが、上海蟹リリースから、マストで、上海蟹をやってたわけじゃない、という事が判明しました。
ただ、たまたま、私の行ったLIVEで、毎回やってただけなんだ…と。

このですね、2016年の上海蟹リリース直後の9月の音博で、上海蟹やってない、って事実に着目したいんですよ。
リリース直後なら、気に入ってたらやるでしょ?
5曲しか枠がないとしても、上海蟹って、タイトルのEPだしてるんだから、普通に考えてやるでしょ。
それが、やってない…。

って事は、やっぱり岸田も…、セトリをコントロールする岸田も、上海蟹気に入ってなかったんじゃないか?説が、爆誕するんですよ。
だって、リリースから2ヶ月後のホットな時期に自分の主催する音博で、気に入ってその曲推したいなら、やるでしょ?

ここまで読んでくださった方には、岸田がラップをするのは、別に珍しい事じゃないって事が御理解頂けたと思うんですよ。
そこで安曇平さんのご指摘にあるのですが、売れ線作ろうと思ったら別に簡単に作れるけど、そういうキャラのバンドじゃないから、作らないし、売れ線より、自分らのやってる音楽の方がいいと思ってるから、やらないだけーって、売れ線する人達を下に見てるアーティストが多く存在するんじゃないか?という仮説が、現実味を帯びて来るわけです。

上海蟹なんて、岸田の気まぐれなお遊びで、アルバム1枚にするほどの世界観の曲でもないし、異端視。と私は前に書いてるのですが、そこの線が濃くなってるんですよ。

私は、自分の生活状況の変化で、仕事忙しかったり、子供産んで子育て必死にやってたり、と、音楽やLIVEから、自分の事情で、大分離れてた時期が長いのですが、凄くよく覚えてる話があって、30代の私より10位下の若い男の子で、音楽が好きで、私よりずっと音楽に詳しくて、くるりもずっと聞いてきたって子に「なんで、くるり離れたん?」って聞いた事があるんですよ。

だって、彼は音楽から離れてないし、他のアーティストからは離れてない。私みたいに、音楽自体から離れて、と同時にくるりからも離れざるを得なかったって状況じゃないんですよ。
くるりの話をしたら、私よりずっと詳しいし、楽器もしてる。くるりの音楽の再現も出来ちゃう。変則チューニングのことも理解してる。
彼にくるりの話でリードできる内容は、リアタイで初期を聞き、LIVEに通ってたって内容だけ。

その彼に「なんでくるり離れたん?」って聞いたんです。
そしたら、「魂のゆくえー―…も…買ったんですけど…なんか…刺さらなかったんですよね…」って言ったんです(口調まで覚えてるので、テキストでニュアンスも再現しております)。
「愉快なピーナッツとか全然良くないし…」と。
愉快なピーナッツとは、魂のゆくえのシングルカットされた曲ですよね。私は、知識としてしか知らんけど。
「だから、なんかくるり聞かなくなっちゃって…」と。

その時は「へー、くるり聞き続けてても、離れる瞬間があったんだねー」と返して終わったんですが、これ良く考えてみると、くるりのターニングポイントなんじゃないか?と思うわけです。

1人の個人の感想なんで、世論ではないですよ?
私は自分の事情で音楽から離れた時期が出来てしまっていた。
彼は音楽は聞い続けていたけど、「魂のゆくえ」が刺さらなかったことをきっかけに、自らの意思で、選択して、くるりを聞かなくなった。

何年だっけ…。コロナ禍で…これだ!2022年8月5日のZepp羽田に、めちゃくちゃ久しぶりに、くるり見に行ったんですよ…。
コロナ禍だからかなんなのか、会場ガラガラで、それにも驚いたんですけど、上海蟹をアンコールの1曲目でやって、みんなピースで両手上げて左右に降ってるんですよ。
まじで、引いた。
えーくるりのファン層ってこんな事になっちゃってるの?!と…。

そんで「20周年のツアー回ったんですけど、なんで東京やらないんだって怒られまして、だからやります」

ってMCして、アンコールの最後に東京やったんですよ。

私そのライブ行って、帰ってきてから、ツイッタランドに、長文上げたんですよ。
内容としては、「奇跡」が聞きたかったって事と、昔、たっしんさんクリストファー期のクラブチッタ川崎に行って、「僕たちはロックンローラーなのでアンコールは決めてきてません!」って言った直後に、私、全力を振り絞って「オールドタイマー」って叫んでやってくれたじゃん!って話。
その日のクラブチッタ川崎は、めちゃくちゃ音が走ってて、めちゃくちゃ気持ちいい、すっごくいいLIVEだったんです。
で、この流れなら、オールドタイマーやらないかなあ。オールドタイマーやってくれたらいいのになあ。オールドタイマーしかないだろう。ってモッシュピットでぐちゃぐちゃになりながら1人思い続けてて、「アンコール決めてきてません!」に1番最初に反応出来たの私だったんです。
ちょっとの打ち合わせのあと「オールドタイマー」始まったの、たまらん興奮でしたよ。
その打ち合わせの最中に、みんな「バラの花をくれー」とか「東京!」とか、叫び声が続いたんですが、タイミングを捉えた私の勝ちだよね。
おいおい、久しぶりに、くるり行ったけど、お前らロックンロールバンドじゃなくなっちゃったのかよ?あの時みたいに奇跡リクエストしたかったぜ〜って。

と煽るツイートしたんです。

そしたら、その後のホールツアーで「奇跡」ちゃんとやってるんですよ。私それ、チケット取ってたけど、鬱が酷くて、流しちゃったんです。行けなかったんです。

岸田は、どうもエゴサしまくってるらしい、という話を見聞きするので、もしかしてあのツイート認知されてたんじゃねーの?とも思うんですよ。
まあ、ホールツアーで座席指定だったら、奇跡やるってのは、まあ、落ち着いて聞かせるタイプの曲なんで、普通に有り得るなあとも思うんです。

んで、ですね、最近のセトリも見てみたんです。
私は今回のLIVEハウスツアーは、他のチケット代で家計が爆破しまして、1回も行けてませんし、行かないです。
全部で上海蟹やってんのかなー?って興味で、セトリをみたんです。
そしたら、上海蟹はやったりやらなかったり。
でも目立つのが、アンコールにオールドタイマーをやってる事なんですよ。
1stの中では、岸田は、オールドタイマーとトランスファーが好きらしい、というのは、元旦那情報で、根拠があったんだか、なかったんだか、わからないし、私の発言が影響したとは考えにくいのですが、
まあ、オールドタイマーはやられてる定番曲では全くないのに、このLIVEハウスツアー、アンコールでオールドタイマーやってる率高杉なんですよ。
あとロックンロール…。ロックンロールはギター再開した1曲目に人に薦められて私練習した曲で、志村追悼にこれ以上の曲はないってnoteの記事で推したんですよ…。

えっ?もしかして岸田読んでる?

私の愚痴の羅列読んでる?

いやーそんな読まれてないと思うし、偶然の一致だし、読まれた所で、岸田が影響されるとは思えないので、まあ…。ねぇ岸田さんもしかして、読んでる?

そんな説が、爆誕したんですw

そして、3月の純情息子スペシャルイベントで、リキットで3日連続やってるんですけど、これ、純情息子知らない人に説明すると、純情息子ってくるりの有料のファンクラブで、その会員限定のイベントなんですね。
私はどのアーティストのファンクラブにも入ってないんで、純情息子にも入ってないから、当然行ってないんですが、ここに衝撃の事実が…。
この3日とも上海蟹やってないんです!

ちょっと驚きません?

23年12月の感覚は道標のツアーでの、もっくんの無駄使いに関して、私は速攻で苦言を呈するnote上げてます。
そして、そこで掘り起こされたリスナーはカニをやらない。上海蟹を望んでいないと書いたんです。

24年2月のあらきゆうこ(フリーランスのドラマーでくるりでも結構叩いてる)生誕50年祭ではやってる。このセトリはきっと、あらきゆうこに寄せたんだと思うのですが、あらきゆうこはコーネリアスでもよく叩いてるので、このライブはコーネリアスと、くるりのツーマンだったんですよ。リキッドで。いわばアウェイですよね。コーネリアスファンも来てるし。

でもその直後の純情息子イベント(全員が有料の会員なので、ライトなファン層は来てない。熱く推してる人だけ)ではやらない。つまり完全ホームな訳ですよ。アウェイじゃない。

これってさ、感覚は道標で、掘り起こさた、昔からのリスナーには、上海蟹必要とされてないって自覚した結果だと思うんですが、この事実、結構驚きじゃない?

これから、逆算して思うのは、岸田って実はめちゃくちゃファンの事、気にしいなんじゃない?
アンチ耐性なくない?
って事なんですよ。

ちなみに、感覚は道標のツアーの最終日だけ行ったのですが、岸田が、もっくんと佐藤征史だけ呼び止めて、さよならストレンジャーやるんですが、その直前のMCで、岸田が欲してると思ったんで、そのタイミングで「もっくん!」ってかなり後方から全力で叫びました。その日叫んだのはその1回だけです。その時叫んだのは私だけです。んで岸田は、私のその声に対して「それもわかるんです。」といって、さよならストレンジャーを3人でやりました。完全に会話になってるので、私の声、岸田に届いてたと思います。

そんな余談どうでもいいのですが。
私は無駄には叫びませんが、必要とされてると思ったら叫びます。はい。うるさいですね、ごめんなさい。でも、ライブはコールアンドレスポンスだと思うので、必要だと思えば叫びます。

すみませんスグ話が脱線します。
岸田、実はアンチ耐性ないんじゃないか説がまたここで爆誕ですよ。
今日は新しい説が生まれる日ですね。

なんか、岸田、BUCK-TICKの櫻井さんが、亡くなられた時に、失礼な、追悼文上げて、炎上して、BUCK-TICKのファンの人に随分ずーっと叩かれたじゃないですか…。
岸田、実は、その直後にnoteで必死にその言い訳言ってるんですよ。今その記事探して見ようとしたら、10年前の分まで消えてた。あいつ消しやがったな!

ここまでなんども、岸田が、人の癪に触ることをする。って書いて来たわけですが、もしかして、あいつ、それ客観視できなくて、天然でワシらの琴線の地雷踏みまくってるんじゃないか説、また爆誕ですよ。

もしかして、自分にとって不快な人周りから排除しまくったせいで、イエスマンしか身近にいないんじゃね?
だれも、指摘してくれる人がいないんじゃね?
それ、失礼だよ、って教えてくれる人いないんじゃね?

櫻井さんへの追悼文は、まさに岸田の悪い所が出まくってて、本文見つけたんで、貼りますね。

「直接の面識はありませんでしたが、先輩ミュージシャン数名に連れて行かれたとある飲み会に一瞬来られ、さっと全員分の会計をして颯爽と帰られたことがありました。ご馳走様でした。そんなに掘り下げて聴いていたわけではありませんでしたが、好きな曲が数曲ありました。なんとなく応援していたバンドのシンガーでした。ご冥福をお祈りします」

これさ、どこからどう見たって、ガチファンの人からしたら、失礼じゃん。
わかるでしょ?炎上する理由。普通に大人ならわかるよね?
解説要らないよね?

これは櫻井さんのファンの人怒るよ。
私がBUCK-TICK推しだったら、一生いうね。
くるりって、岸田繁って、名前出るたびに、あの侮辱ヤロー!ってなるよ。

でもさ、岸田のそれに対する謝罪文って

「私言葉がおかしいんかな?よく分かりませんが、なんかすみません。お悔やみの報を見るとただただ悲しい気持ちになります。憧れ、というよりは畏怖の念に近いものを持っていた方だったので。近い人のそれは勿論のこと、遠い人でも私は私なりに心を痛めることもあります。ただそれだけです」

全く的を射てないでしょ?
何が悪いのか、岸田本当にわかんないんじゃないかな?
わかってないよね。BUCK-TICKのファンの気持ち。

もしかして、岸田はアホの子なの?説また爆誕ですよ。

今日は説が生まれる日だー。

アホの子ならさ、この一連の、人の琴線に悪い意味で触れ続けて、怒りを買うこと、まじで、天然でやっちゃってるんじゃね?

私もバカだけど、流石に40年人間やってたら、まあわかるようになるよ。人がなんで怒るのかとかさ、あーやっちゃったなとか、わかるよ。
空気でさ…、自分に非があれば、こういうことをして、やって、あなたに不快な思いをさせてしまいました。ごめんなさい。って謝るよ。
多分岸田は、なぜ人が不快になるのか、理解できない、アホの子なんじゃない?

あいつ48よ?私より7個も上。

人の感情に触れちゃいけない、ラインが、普通あるじゃん。人として。
いい意味でも悪い意味でも、そのラインが岸田にはわかんないんじゃないか?

んで、無遠慮に、そのラインを越えてくるから、岸田の書く詩は人の心を打つんじゃないか?
歌詞なら、いい意味で人はそれぞれ解釈するけど、SNSだと、悪い意味で解釈されるから、炎上するんじゃないか?

かなり前に話題がまた戻るんだけど、「魂のゆくえ」で刺さらなくて、聞くのやめた人の話に戻るんだけど、その時期ってさ、もしかして、くるりから古参のファンが離れていった時期と被るんじゃないか?
魂のゆくえは2009年の発売。
AppleMusicのスタートは2015年らしい。

ブランクが6年か…。
たっしんさんが06年12月に辞めて、パンダが入る前。パンダは11-15年、産休挟んで17-21年。

音源としては、
07年にワルツを踊れ、
09年に魂のゆくえ、
10年に言葉にならない笑顔を見せてくれよ(中にユーミンとのコラボ、シャツを洗えば)
12年に坩堝の電圧
14年にTHEPIER
16年に上海蟹
18年にソングライン
21年に天才の愛
23年に感覚は道標

私は、魂のゆくえ~天才の愛まで全く聞いてない。その時期のくるりのこと、全く聞いてないんだけど、もしかして、迷走してた?
音源としては、発表コンスタントに続けてるけど、ファン層がわからんくなってた?
岸田、何がウケるか、リスナーのことわからんくなってた?
チケットの捌け具合とかどんな変遷だったんだろう?
当時のライブの様子ってどんな感じだった?
もしかして、古参離れちゃってた?

全くわからんのだけど、岸田天然で人の心わからないアホの子説を採用するとすると、リスナーが求めてるもの、分かってて敢えてやらなかったんじゃなくて、本当に分からなくて、やらなかったんじゃね?

んで、AppleMusicの誕生と、再生回数で、お遊びで作った上海蟹がウケるから、そればっかやるようになったんじゃね?

また話が戻るんだけど、上海蟹発売直後の、音博で、上海蟹やってないってことは、岸田も、上海蟹の良さわかってなくて、別にそんな思い入れもなくて、なんで上海蟹が受けるのかわかってなかったんじゃね?
でもなんか、AppleMusicとかサブスクってわかりやすいもの数字で、上海蟹が再生されるから、ウケたいと思ってやってたんじゃね?

もしかして…。
もしかしてだけど…。
もしかして、本当に岸田くんアホの子なの?

んでさ、感覚は道標で、古いリスナー戻ったけど、その意味ミスリードして、アホの子だから、普段通りクリフ呼んじゃって、クリフに叩かせたんじゃね?
もっくんを、聞きたいって、リスナーの意思読めなくて呼んじゃったんじゃね?
あの人、もしかして、なんにも、悪気がない、ただのアホの子なんじゃね?

んで、感覚は道標のツアーで、ウケると本気で思って、上海蟹、自信満々でやったんじゃね?
んで、もっくんの名前で掘り起こさたリスナーはカニをやらない事実を知って、やっと目が覚めたんじゃね?
だから、今回のLIVEハウスツアーで、蟹マストにしてないんじゃね?
蟹で喜んでるリスナー喜ばすのは、古参に対する無礼だと、やっとわかったんじゃね?

んで、なぜか、オールドタイマーとロックンロール…。
他にもいっぱい曲あるのに、なんでまた今、オールドタイマーやりだした?
どした?
なんかあった?
話聞こか?

もしかして…
もしかしてだけど…
岸田くん、本当はファンにチヤホヤされたいんだしょ?
んで、上海蟹にピースで、みんな左右に手を振るの嬉しくなっちゃって、発売から時間経ってから、蟹をやるようになった?

もしかして…
もしかしてだけど…
セトリ何組んだらファンが喜ぶか、いまいちわかってない?
えー?
そんなことないよね?
そうじゃないよね?

えー?
でも、岸田くんアホの子説を採用すると、そうなるんよ。
くるりってさ、意外と、人に呼ばれるライブにちゃんと出てるんよ。
フェスとか、なんかの周年とかさ、結構でてるんよ。
岸田くん、アホの子説を採用すると、その行動原理として、呼ばれたら嬉しくていっちゃう!って単純に動いてるんじゃないか?と思えてきた。
皆様どう思う?

13000字になろうかと言うところですが、ここまで読んでくださった皆様、どう思います?

ある普通の企業の中の人(会社が音楽関連じゃない)で、フェスのブッキングやってるって人に話聞いた事があって、社内で、フェスやるってなったけど、音楽のこと詳しい人がその人しかいなくて、ブッキングやる事になったって人と飲んだ事あるんだけど、向井にブッキングしたんだって。でアコエレで出てもらって、翌年本当はナンバガ再結成してたから、ナンバガに来て欲しかったんだけど、ZAZENが来ることになったんだって。向井にナンバガで出て欲しいって言い出せなかったんだって。んで、ZAZENになったんだって…。ナンバガ口説くなら、向井じゃなくて、ヒサコとか、中尾賢太郎とか、アヒト先に抑えなきゃー!って、無責任に笑って返事したんだけど、まあ、アヒトが 月5休しなかないフルタイムしながら、ナンバガやってたと思うと、重要度が低い新参のフェスとかは、確かに、向井に話通したら、そうなるよなって今も思う。
向井はそういう所案外クレバーで、アコエレで単身なら、フットワーク軽く、でも、バンドで行くなら、それなりにちゃんとしてね。ってやってるんだなって、伝わるんよ。他のブッキングとか見てても。
セトリとかにも、ノリとは別角度の、ちゃんとした筋みたいのを通してる視点があるなって思うのよ。

もしかして…。
もしかしてだけど…。
岸田くん、それあんまわかんない系?
向井のこの話、なんの事かよくわかんない?

岸田って、私らがイライラするの、わかってやってるんだと、思ってたけど、
もしかして…
もしかしてだけど…
本当にわかんない?

私note投稿始めたの去年の12月なんね。
でも登録だけはもっと前にしてて、その時に岸田、結構ラフに記事上げてるなって見てて、櫻井さんへの追悼文が炎上したことの言い訳も上げてたんよ…。確かに読んだんよ。スクショ撮ってないけど。
他にも見てた人居るよね?
読んでた人挙手 ノノノ
五月蝿い、圧の強い記事あげる、私、noteに来ちゃって、見つかったら叩かれるーって消して、投稿やめた?
岸田くんのユートピア、私、もしかして、害しちゃった?

だめだ。今日から、岸田くんって呼ぶわ。
岸田くんアホの子説が、私の中で濃厚になってきちゃった。
アホの子なんだとした、呼び捨てにするの可哀想だわ。
音楽のギフテッドで、他の事あんまりできない子に見えて来ちゃった。
岸田くん、きついことばっかり言ってごめんね。
でも、あなたのやってる音楽はとてもいいから、これからも頑張って続けてね。

もし、私の言うこと聞いてくれるんなら、
オーケストラセッティングのホールライブやって欲しい。東京公演だけでもいいから。チケット代1万超えてもいいから。2万までならだす。オーケストラセッティングでやるなら。

んで、奇跡を完璧な形で聞かせて欲しい。
ワルツを踊れの名曲たちを、もう、セトリとか気にせんでいいから、ワルツを踊れの順番のまま聞かせて欲しい。
そしたら、おばちゃん岸田くんに絡むのもうやめるよ。

ねえ、あたし、本当に不安になってきた。
くるりの記事あげると毎回そこそこ読んで貰えてるし、noteってアクセス解析とか足跡とかないから、読んでくれてる人が、どこから来たのか?とかIPアドレスとか、わかんないから、まじでどっからくる、誰に読まれてるのかわかんないのよ。

そして、今日、私がnoteで書き始める前、岸田くんがラフに記事上げてたけど、10年前の3つの記事だけ残して、全てを消してる事実を知ってしまった。
えー私悪いことしたかなぁ?
でも、今回のライブハウスツアーで、オールドタイマーとロックルロール(ロックンロールは元々結構やられてる曲)を繰り返しやってると知って…。しかもオールドタイマーはアンコール。ロックンロール→オールドタイマーでラストやってるの確認出来ただけだも2回…。
岸田くん、もしかして、私の記事でオールドタイマー思い出すきっかけになった?
きっかけになれたのなら嬉しいし、オールドタイマー本当に好きだから、今回のツアー行きたかったよ。

でもさ、SNSってネットって、誰でも好きなこと書けるじゃん?
だから、影響受けすぎちゃうのは「効きすぎ!」なのよ。
アンチ耐性もつけてね。スルースキル一緒に頑張って身につけようね!

でも、元気なうちに、オーケストラセッティングのホール公演東京でやってね!
お願いします!完璧な奇跡をどうしても聞きたいです!

岸田くんが、読んでくださってる、何かしらの影響を感じてくださってる、かも?ということが何となくわかったので、批判してばかりじゃ嫌だから、近いうちに、私が聞きこんできたアルバムの好きな曲全曲リスト書くね。その曲のどこが、好きか、も合わせてちゃんと書くね。
岸田くんは、叩かれるより、褒められて伸びる子だと思うので。その位聞かせて頂いてきてるから。

↓↓↓っつー事で、さよストだけで記事にするのはなんか気が引けたので、97年組の1stの聴き比べを記事にしやした。↓↓↓とっても長いのですが、気が向いたらどぞー。分析的に聞くことで、ランチの持つ意味が私の中で全く違うものになりました。

あと、おらっちのテキストの持つ「大きさ」がどのくらい、か細く、微々たるものであるか、岸田くんにわかって欲しくて↓↓↓書きました。合わせてどうぞm(_ _)m

そんでもって、↑↑↑の内容が伝わったかな?と思ったので、その上で↓↓↓で岸田くんにリクエストを投げました。合わせてどうぞ(*っ´∀`)っ

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岸田繁に絡む記事が多くなっちゃったので、一覧にしました。合わせてどうぞ‪(꜆*ˊᵕˋ)꜆🍵
https://note.com/clean_cosmos816/m/m60433fd76ec0

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