介護ビジネスの動向とカラクリがよーくわかる本を読んでみた

最近、医療介護業界に関する知識が知りたいので改めてむかし読み漁っていた本を読んでみました。

本書で改めて理解したいのは、市場性と法人形態などの数値感と、どういった法人が成功事例として取り上げられているのか?です。

市場性

人口減少と少子高齢化の影響を受けることを改めて感じます。高齢者割合が増えて、労働人口が下がる昨今を改めて数字でまとめてくれているので、医療業界がもたらす役割は大きそうです。
また市場性を変えるため、高齢者の定義自体を見直したいと考える動きを理解できました。

そして以前読んだときには気にならなかった、医療と介護の一体型のトータル施策に関する動きは気になりました。医療展開法人が、介護。またはその逆を展開する動きは非常に面白そうです。
そして生産性、人手不足解消は一般市場性以上により影響を受ける業界だとも感じてました。


介護ビジネスの歴史

そういえば、私の昔の上司がビジネスに関わる以上、その分野の歴史を語って、歴史の流れ上必要であることを明言できないとだめだよと言ってた気がします。

その意味でその分野の歴史を知ることには非常に価値があります。介護分野の歴史は、1963年と浅く社会保障制度と結びきます。単一サービスしか選べなかったものから、複数を利用者が選び取る歴史です。
また介護保険制度は2000年からと歴史は浅い為、色々覆りやすい状態のようです。(例年事業者さんは大変そうだなと思ってみてます…)

介護人材の重要性を改めて感じます…

また途中で出てくる富士山型のターゲットでは、未就業女性、中高年年齢者がメインであり、他業種、若者、障害者を基礎的な人材として採用し、その中から専門性が高いじんざいに育てる図がありました。指針として決まってると理解が進みます…。

社会福祉法人と株式会社の参入可能領域は社会性が高い領域(第一種、例特養)と第二種の居宅サービスで分類されるイメージですね…将来株式会社の参入もありそうですが、保障制度関係なのでなかなか悩ましいですね。訪問系は株式会社参入が可能であり、営利法人による運営が強くシェアでも60%以上。


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