我慢したい、
こんにちは。shun.です。
私の大好きな有川浩さんの作品について書こう!と思いたち、まず何から書くか今考えてます(見切り発車)
いちばん好きな図書館シリーズ?
キュンキュンする植物図鑑?
お兄ちゃん!シアター?(説明が雑)
いや、ここは
クジラの彼
でいきましょう。
この本は短編集です。
その中でも本のタイトルにもなっているクジラの彼
潜水艦でお仕事されている主人公とヒロインのお話
潜水艦に乗ってることは出会いの時点で知ってたけど、艦が本調子になったことにより、遠距離恋愛になってしまうと主人公(ハル)が伝えるシーン
怒涛の胸きゅんセリフ
もう凄まじい
きゅん、通り越してギュンって掴まれる
会えなくなることを心配して主人公が付き合うのも考えどころかな、と伝えたあと
何であたしの気持ちをハルが勝手に見積もるのよ(クジラの彼 p.27)
かっこいい
そして間違いないけどちょっと曲がってる
ハルは見積もったわけではなく待たせているということを負い目に感じての発言だった
けどそのあと!
どれくらい『きつい』か分かんないけど、我慢したいから(クジラの彼 p.28)
ハルも言ってるけど!
我慢したい!!
できる、でも
する、でもなくて
したい!!(鼻息荒くなるよね)
からの
でも、もし我慢できなくなったら、俺と連絡取れなくても聡子が別れたいときに別れたことにしていいよ(クジラの彼 p.28)
寂しすぎない?
ずっと待ってるのに、ってなる(私は聡子では無い)
このあとにちゃんとお互いが気持ちを素直に伝えるシーンもあるので、そこまで見てやっと落ち着く
ハルも聡子もかわいい
この主人公はヒロイン(聡子)の言葉選びがツボですきになったんだけど
「我慢したいから」はずるいよなぁ
言いたいもん(?)
現実でこんなアップダウン繰り返すのはしんどいかもしれないけど、小説ならではのベタ甘最高です。
いいなあ!!
有川作品に触れるようになってから本が読めるようになって(それまで活字大嫌いだった)いくつか読んでいるのですが、甘すぎて虫歯できそうなくらいのストーリーにいつもやられています。
特にすきなのがあとがき
植物図鑑のあとがきは傑作
男の子の前に美少女が落ちてくるなら女の子の前にもイケメンが落ちてきて何が悪い!(植物図鑑p.409)
何が悪い!!笑
そうきたか、と
笑笑
たしかクジラの彼の方も
いい年した大人が活字でベタ甘ラブロマ好きで何が悪い!
書いておられました。笑
気持ちがいいですよね。
もちろんベタ甘ばかりではございません。
きっとそれなら胃もたれしちゃってます。
自衛隊の題材のものが多い有川作品
図書館戦争は架空のものですが
SFの要素も含まれてるのが面白い
私は
ラブストーリー、恥ずかしくなる
SF、怖い・入り込めない
という感じなので
どちらもあるからこそすきで、
何度も読み返してしまうのだと思います。
何よりもキャラクターが愛らしい
メインキャラだけじゃないリアルさがとてもいい!
ぜひ読んだことがない方は読んでみてください。
ページは単行本のものを引用しております。
shun.
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