鋼のメンタル不要！？職場の人間関係で心を守るテクニックとは

息子の推薦入試先の大学が学際なので、見にいってきました！
小学校からある私立学園のせいか、私の知ってるマンモス大学（死語？）とは、ちょっと雰囲気が違う。学費の他に寄付が一般的だったらどうしよう😱と今から焦ります💦

＜50歳のオジさんから「傷つけられました」と相談＞

先日、また人もまばらになった夜の時間帯に
「ちょっといいですか」と相談事を持ちかけられた。

相談の主は50歳の課長さん。
話の出だしはメンバー同士の人間関係に係るものだったが、
次第に『自分も他の人の言葉で傷ついている』という話に。

人間なので人の言葉で傷つくのはしょうがない。
既に成熟した大人と言える50歳であっても、誰かに話を聴いてもらいたかったのでしょう。

その場は話を聴き、若干のアドバイスをした。
ただ立場や年齢から考えると、もう少し「たくましく」あって欲しいと思う。

そんなことを思いながらも、自分の場合はいつ、何で鍛えられたんだろう？
それを思い起こすことで、傷つくことから回避するアドバイスができるかな？と考えてみました。

＜暗黒時代＞

真っ先に思い浮かんだのが、自分の『暗黒時代』。
30代半ばの4年間程、とんでもない上司に1対1で仕えていた時期がありました。
自分の前任者は会社に来れなくなり、その前の人は辞め、そのまた前の人も会社に来れなくなった。今の時代ではあり得ない上司だ。

感情の起伏が激しく怒る時は顔を真っ赤にして怒り、賢くて弁も立つので冷静な時は、私がいかに仕事ができないダメ人間かを論理的に事細かに説明してくれる😱😱😱
毎日のように立たされて怒られているのが、社内でも知れ渡るほど。
そして勤務は始発に終電、たまに自費でタクシーや泊まりの日々。

参らないわけがない😱😱😱

でも、なぜか４年間、病院にも薬にもお世話にならずに持ちこたえた。

元来、私は心配性で気が小さい。困難に打ち勝った経験も思い当たらなければ、学歴に誇れるものも無い。諦めが早く努力を続けられる方でもない。
（書いているだけでも嫌になってくる😱）

唯一その上司よりも会社の業務知識だけは豊富であったが、新規事業や戦略を考える部署だった為あまり役に立たず、戦える武器が何も無い！

そんな自分がなんで？？？

＜自己分析・対処法＞

結論から言うとたぶん・・・
◆キツイ言葉を浴びせられている自分を客観視してみること
◆自分で勝手に基準をつくり言われることに判断すること
で、なんとかしのいでいたのだと思います。

この仕事はここまでやればとりあえず進むからＯＫだろう。
これ以上は自分にはムリ！そもそもできると思われてないだろう。
といった調子です。

潜在的に自分に甘いテキトーな性格に救われたのかもしれません（笑）

＜なんでそうなったか？＞

その上司に仕える前は、他の部署でそれなりに役立てていたと思います。自分なりに責任感や当事者意識を持って取り組んでいました。

なので異動当初は、何をアウトプットしてもダメ出しされるのに対してショックを受け、忠実に改善しようと一生懸命でした。会計や法務、金融などの勉強もしました。

でも、やってもやってもやってもやってもダメ出しは続き、説教・叱責はエスカレート。

ところが毎日毎日ダメ出し、ご指導・説教・叱責を受けていると、さすがにダメ人間の私でもネタが尽きてくるようで（笑）、言われることのパターンがおぼろげながら見えてきました。

その内、怒られながら言われていることの抽象度を勝手に上げ「またこの話か！」と聞き流す機能が自動的に作動するように（笑）

そうなってくると、
「なんでこの上司は、ここまで感情的になるんだろう？」とか、
もう「心ここにあらず」、「幽体離脱」しているかのように、怒られている自分を客観視する別の自分が表れるようになりました。

これは自分を守るために、本能的な何かが働いたのでしょうかね？

この自分を客観視する自分はとても冷静沈着で強力！🥰
罵声を浴びせられているのは、どこか自分じゃない誰かで、それでいて自分が今やるべきことを冷静に考えられる！

今では耳の痛いキツイ言葉を言われると、普通に客観視して受け止め、冷静に対処を考えるようになっている気がします。

＜おわりに＞

傷つくことを言われると、普通は感情が反応しちゃいますよね。
感情で反応すると、そればかり捕らわれ頭も一杯になりますよね。

そんな時には、宙に浮いて自分を観ている別の自分になってみてください。
そして傷ついている自分を、ちょっと引いて冷静に眺めてみてください。
（変なことを言ってるようですが、真面目です）

そうすると「あんなこと言われてキツい！」でいっぱいの状態から少し解放されてやわらぎます。やわらいでくると「じゃあどうしよう？」を考えられるようになりますよ❗🥰

お試しあれ！

では、また

ここまで、お付き合いいただき本当にありがとうございました。

よろしければ、ご感想、コメントなどいただけると嬉しいです🥰