物語で英単語 | #008 rant
物語で英単語
「物語で英単語」とは、単語一語や例文一文だけでなく、複数の文章からなる物語を通じて、英単語を効率的に覚えようという学習法です。
詳しくは以下の記事を見てもらえればと思います。
https://note.com/h_sakamo/n/na0664362cb5c
今回の単語は、rant です。
物語と一緒に、英単語を覚えていきましょう。
rant
[part]:
Verb, Noun
[mean]:
Verb: To speak or shout in a loud, angry, or impassioned way, often about something one is frustrated with.
Noun: A long, impassioned, and sometimes angry speech, usually filled with complaints or grievances.
[sentence]:
He went on a rant about the poor customer service he had experienced.
[story]:
After waiting on hold for nearly an hour, Tom finally reached a representative, only to be told his issue couldn’t be resolved immediately. Frustrated, he launched into a rant about the company’s lack of efficiency and respect for customers’ time. His voice grew louder as he expressed his anger, and the representative patiently listened, acknowledging his grievances. By the end of the call, Tom felt a bit relieved, having vented his frustrations, even if the problem remained unsolved.
和訳:
[品詞]:
動詞、名詞
[意味]:
動詞: 怒りや不満を抱え、大声で激しく話す、または叫ぶこと。
名詞: 長く熱烈で、時には怒りを含む演説や話。多くの場合、不満や不平で満ちている。。
[例文]:
彼は経験した酷い顧客サービスについて不満をぶちまけた。
[物語]:
ほぼ1時間も保留で待たされた後、トムはようやく担当者に繋がったが、問題はすぐには解決できないと言われた。苛立った彼は、会社の効率の悪さと顧客の時間を軽視する態度について不満をぶちまけ始めた。彼の声は次第に大きくなり、彼の怒りが表れたが、担当者は辛抱強く彼の不満を聞き、彼の訴えを認めた。通話の終わりには、問題は解決しなかったものの、トムは不満を発散したことで少しは気が晴れたようだった。
物語のポイント
●「rant」の動詞と名詞の使い分け
「rant」は動詞として「大声で怒りを発散する」という行為そのものを示し、名詞としては「怒りのこもった不満の演説」を指します。文脈に応じて適切に使い分け、「怒りをぶちまける」や「不満の演説」と訳すのが自然です。
●「launch into a rant」のイディオム的な意味
「launch into a rant」は、怒りや不満を突然話し始めるという意味のイディオムです。「突然不満を言い始める」や「不満をぶちまける」と訳し、予想外に始まる激しい感情の爆発を表現します。
●感情の発散と問題解決の対比
「By the end of the call, Tom felt a bit relieved…」では、問題は解決されなかったものの、感情を発散したことで気持ちが軽くなったことを示しています。ここでは、解決策が見つからない場合でも「発散」の効果を強調しており、「気が晴れた」と訳すことで、感情の変化を表現しています。
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