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なりたい!サウンドクリエイター!! Vol.4 ゲームを作っている人たち
ゲームを作る人を、
『ゲームクリエイター』
と呼称します。
そして、そのゲームクリエイターの中には、多種多様な職種が存在します。
今回は、その辺りを詳しく見ていきましょう。
●プロジェクトの組織図
多くのプロジェクトでは、組織図というものが存在します。
『わざわざそんなことしてるの?!』
と思う方もいるかもしれませんが、組織図を作っている会社は多いですね。
私は何社か転職経験がありますが、パブリッシャーやディベロッパーは必ず組織図を作っていました。
誰に決定権があり、その人の下に誰がいて、最終責任者は誰で・・・、というのは、組織を運営する上で非常に重要なことなのです。
●各職種について
![](https://assets.st-note.com/img/1645022901315-PFTJmuJqhh.png?width=1200)
・プロデューサー
プロジェクトの責任者になります。
ゲームのクオリティにもある程度関わりはしますが、お金やスケジュール、人員の管理、広報などの対外的なやり取りを統括します。
また、プロジェクトでトラブルがあった時、経営陣に対し釈明するのも、プロデューサーの役目です。
一般の会社だと、『部長』という肩書が近いですね。
・ディレクター
ゲームの開発現場で陣頭指揮を執る人です。
映画で言うと監督となり、プロジェクトのクオリティに対する責任者となります。
・プランナー
ゲームの企画を担当するスタッフです。
ディレクターの指示のもとに、ゲームの企画を作ります。
・プログラマー
ゲームのプログラミングを担当するスタッフです。
プランナーが考えた企画や、デザイナー、サウンドが作った素材をゲーム上で動けるようするために、様々な仕組みやツールを作ります。
・デザイナー
ゲームのグラフィックを担当するスタッフです。
背景やキャラクター、UI、エフェクト、モーションなどがあり、プロジェクトの中でも、スタッフの数は多いです。
・サウンド
ゲームのサウンドを担当するスタッフです。
作曲を担当するコンポーザー、効果音を制作するデザイナーに分かれますが、最近は実装を専門に行うインプリメンターという役割もあります。
サウンドのそれぞれの役割については、次回で詳しく説明したいと思います。
ちなみに、ミュージシャンや声優の方は、ゲーム会社所属ではなく、フリーランス、もしくは事務所所属などとなります。
その他
デバッグ担当者(QA)や、クリエイターが快適に仕事をするための環境を構築するシステムエンジニア、開発に必要なツールを制作するプログラマ(R&D)など、多くの人が関わっています。
如何だったでしょうか?
ゲーム会社には実に多くの人がいます。
多職種のクリエイターときちんとコミュニケーションを取り、ゲーム開発を進めていかなくてはなりません。
コミュニケーションに苦手意識を持っている人は、今のうちから少しずつ克服していきましょう。