三河の國 本證寺 悟りの花 蓮(はす)
本證寺について
本證寺は、愛知県安城市野寺町に位置する真宗大谷派の寺院で、山号は雲龍山。
1206年(建永元年)頃、親鸞門侶の慶円により開創されました。
本證寺は、三河一向一揆の拠点となり、戦国時代には本證寺を含む三河三か寺が三河一向一揆の拠点となりました。
そのため、鼓楼や土塁を備え、水濠に囲まれた城郭寺院(城郭伽藍)となっています。
また、本證寺の境内は国指定史跡となっており、本堂は県指定文化財となっています。
本證寺の水堀には蓮が植えられており、これは江戸時代の本證寺が蓮の名所であったことを反映しています。
しかし、近年蓮は枯れてしまい、再生プロジェクトによって再び蘇りました。
本證寺の蓮の見頃は毎年7月中旬から8月上旬くらいです。
また、仏教において蓮の花は「悟りの象徴」とされています。
蓮の花は泥の中から伸びて美しい花を咲かせることから、人間の心や意識が修行を通じて開花し、成長していくことを象徴しています。
したがって、蓮の花は仏教のシンボルとして広く認識されており、仏教の教えや宗教的な表現において重要な役割を果たしていると言われています。
ちなみにこのお寺には、お寺の御朱印と御城の御城印があるんです。
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