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2025/01/09
待ちに待った映画を見た。
この先もずっと僕は僕のままなんて気が滅入る、これを一体何度思ってきたことか。どんな傷がついて息がうまくできなくなっても自分は揺るぎなくそのまま存在するしかなくて、他者からの自分の認識は積み上げた過去をそのまま引きずるしかなくて、この先もずっと自分は自分のまま。まるでびしょ濡れの服を着たまま歩く足取りのようだ。
良い映画だ、不器用で大展開ハッピーエンド!じゃないリアルな流れと葛藤。世の中現実は、嫌なことあったけど色々うまくいって大逆転ハッピーエンド!とは行かない。
失敗したことは変わらないし傷つけてしまった人との仲は戻らない。行きたい大学にも行けないしそんな悲壮に包まれ嘆く自分は第三者的には確かにナルシストなのかもしれない。
ローレンスに向けられる言葉や眼差しは、スクリーンを通じて自分にも耳に痛くて、それでも温かった。