ゆく夏とロシア&ウクライナ合同「セプテンバー」(EW&Fカバー)は最高!
9月も中旬というのに毎日真夏日が続き、夜もまだ熱帯夜ですが、さすがにセミはいなくなり、夜は秋の虫が鳴いていますね。
夏の終わりに、好きな短歌から少し。
陽に透きて 今年も咲ける 立葵 わたしはわたしを 憶えておかむ
河野裕子
あの夏と 呼ぶべき夏が 皆にあり 喉うごかして 氷みづ飲む
小島ゆかり
あの夏の 数かぎりなき そしてまた たつた一つの 表情をせよ
小野茂樹
秋来れば 恋も生命も 水色の 光の絹と なりてはためく
与謝野晶子
そして9月といえばEW&Fの「セプテンバー」。落ち込んでいる時もこれを聞けばハッピーになる不朽の名曲ですが、とてもナイスなカバーを発見!
これ、なんとロシアとウクライナの合同メンバーが演奏してるんです!
英語も綺麗で、私はてっきり米英の人達だと思ったのでビックリしました。
(でもよく見るとブラス・セクションの一番手前の男性、ロシア顔ですね)
演奏も歌もとても完成度が高くて美しいです。ブラス・セクション、ストリングス、ドラムも上手い。オリジナルに敬意を表しながら、大人が心底楽しんでやっている所が素敵。一緒に踊りたくなります。
以下はコメントから拙訳。
「これは、偉大な音楽は政治的国境なしに、情熱を持って演奏されるという証拠だ」
「これはGOLDだ。モーリス・ホワイトは彼の音楽が国境を超えるのを見て誇りに思うだろう」
「Everything this group does is fantastic! EVERYTHING.」
この方々の「宇宙のファンタジー」のカバーも超絶上手い。EW&Fが聞いたら喜ぶだろうな。YouTubeで検索してみて下さい。
夏の疲れが出る頃です。皆様もご自愛を。
↓宮城・気仙沼 大谷(おおや)海岸(太平洋) (撮影は私)