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わたしの好きな詩 ──心に静かに染み渡ります [第7回]


星の花と少女 礒部晴樹・画

とぶ舟

真夜中に
ひとりぼっちの若者がきくのは
大空をはしって行く
舟の音です
星をけちらしながらすすんで行く
舟の帆には
白い花と黄金の果実をつけた
ふしぎなリンゴの木が
ぬいとられています

とぶ舟をみてしまった若者は
あした
まだ見たことのない夢物語をさがしに
旅立たなければなりません


立原えりか


*こわれたパソコンに入れてあったiTuneのデータを、
今日、新しいパソコンに移してみました。
なんてことなく引っ越しできました。
久しぶりに聞くあの曲この曲。
ハワイアンの「夕日に赤い帆」、しばし聞き入りました。

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