あなたもわたしも知らない世界(Vol.014)
不思議な世界というのを題材に記事にしています。
バックナンバーは上記に保管しています。
先に断っておきます。
今回の話は、ちょっと怖いです。
怖い話が苦手な方は読まない方が良いですからね。
絶対読まない方が良いですからね。
読んで失神しても知らないですからね。
これくらい強く言えば、読みたくなるかな。
この話は私が小学5年生の時、父の身に起きた出来事です。
事の発端は、親戚が広島の骨とう品屋で仏像に躓いてこけたことから始まります。
その際に仏像が首から斜めにバキッと割れてしまいました。
この仏像は二体組で売られていましたが、仕方なく二体とも買ったようです。
私がこの仏像の存在を知ったのはずっと後の話です。
時は流れ、父があるときから首が痛いと言い出します。
病院にも行きましたが、原因は不明。
しかし、父は首が痛いと言い続けます。
医者も原因が不明なままではと手術することとなりました。
首を切開し、痛みの原因を探したようですが、それでも原因は特定できず、父は退院してきました。
しかし、その日辺りから、父の言動もおかしくなり始めます。
何かに取りつかれたような、そんな言動や行動が見受けられるようになります。
家に何かあるのではないか、親戚一度が我が家に集まって、絶対に何かあると家探しをし始め、そして出てきました。
親戚が広島の骨とう品屋で買って来たとされる仏像二体が我が家に有りました。
白い仏像の一体は首から反対側の腰近くまで割れています。
その仏像を見たのは一瞬だけですが、これが原因だったのか、そう思いました。
その仏像を見て一週間後、丁度兄たちも自宅にいて、コタツで父も含めて話をしていた時です。
父が急に喋り出します。
「首の痛みが急に無くなった」と言い出しました。
その言葉と同時に電話が「リーン」と鳴りました。
昭和の黒電話です、正直ビビりました。
電話に出たのは私でした。
その電話は住職からでした。
父に代わってくれというので、父に代わり、住職から何を言われたのか聞きました。
住職から言われたのは「よ・う・や・くあくが取れました」という電話だったのです。
父は仏像によって呪われていたのでしょうか。
10年が経ち、父にこの話を再度しました。
あの仏像は親戚が気持ち悪がって、お寺の総代でもあった父に預けたそうです。
そして、親戚があの仏像のせいではと家探しした様でした。
しかし、父は呪いなど信じないと言います。
がしかし、喉の手術痕が痛々しく残っていたのと、もう一つ変わった事に気が付いていました。
父の目がいつの間にか黒目からライトブルーになった事を。
私の一族にライトブルーの目の人はいません。
いつの間にか外人の目の様になってしまった理由が分かりません。
当時、祖母が外人と浮気をしたのではという噂も有りましたが、遺伝なら、私もライトブルーになるのでしょうか。実は少し楽しみにしていたのですが
父の目の色が変わった年を私はずいぶんと前に超えてしまいましたが、私の目は黒いままです。
現在兄二人と妹も含めて黒目のままですので、遺伝とも違うようです。
さて、父の身に起きたことは何だったのでしょうか。
私のイメージをイラストにしてみました。
人を模したものには念が宿るとは言いますが、この仏像の元々の持ち主はどうなったのでしょうか。
親戚が骨とう品屋でこけたのは偶然なのか必然だったのか分かりません。
念がこもったのはひびが入ったからなのか、もともとなのかも分かりません。
そんなことも有り、もう一つの出来事からも、ぬいぐるみも含め、他人の思いが込められたものは怖くて頂くのを控えています。
次回もう一つの出来事「フランス人形」とだけ伝えておきます。
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