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【書評】財務省亡国論  高橋 洋一著

高橋 洋一さん: 日本経済学者、数量政策学者、元大蔵財務官僚学位博士(政策研究)千葉商科大学大学院2007年)。嘉悦大学大学院ビジネス創造研究科教授[3]官僚国家日本を変える元官僚の会幹事長[4]、株式会社政策工房代表取締役会長[2]NPO法人万年野党アドバイザリーボード。研究分野はマクロ経済学財政政策金融政策[3バードキャピタル合同会社を設立し、金融分野で活躍されています。
数学科出身の大蔵・財務官僚[注釈 1]。経済学者、数量政策学者としての研究分野はマクロ経済学財政政策金融政策であり[3]第1次安倍晋三内閣においては経済政策のブレーンを務めた[5]
(Wikipediaより)


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高橋 洋一さんの新刊書、「財務省亡国論」。



前回、「高橋洋一のファクトチェック2024」の内容と一部被るところがあります。
本書では、財務省の問題点を経済理論を使って詳細に解説されています。

前回のブログ: 「高橋洋一のファクトチェック2024」


本書の内容

財務省の問題点を、経済理論も含め解説されています。


・財務官が増税したがる背景

 自分たちの利益 = 天下りのため。

・増税の手法

 マスコミを使って国民を洗脳
 「財政が破綻する。。。」
 「公共投資はムダ遣い」

 大企業に恩恵

 輸出企業は、消費税が戻ってくる。
 消費税を上げて、法人税をさげる。
 大企業は、官僚を天下りで受け入れる。

 財務省以外の省庁
 
予算配分渉の為に、天下り先を紹介

 日銀
 金融機関のため、金利を上げたい。(金融引き締め)
 背後に財務省。

・経済成長する方法

 金融緩和 + 財政出動が必要
 アベノミックスで金融緩和したが、財務省は財政出動を渋った。
 

感想

国民民主党が、基礎控除の引き上げを目指しています。
補正予算が通るとすぐに、178万円が123万円に押し戻されました。

本書を読むと、なぜ減税できないのも納得です。
・国民民主以外の国会議員。。。
・財務省
・他の省庁
・大企業
・マスコミ
・その他既得権益者

国民のことを考えてくれる人がほとんどいない。。。
厳しい現実を思い知らされました。
次の選挙で、減税を訴えている人に投票するしか
対抗策はなさそうです。


参考


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Hiro/AIに取り組む65歳
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