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中郡 久雄
2019年10月22日 23:07
「読んでから見るか、見てから読むか」これは、1970年代から80年代にかけて角川が仕掛けたメディアミックスのコピーです。『蜜蜂と遠雷』の上映開始が近づくにつて、僕は全く同じ心境に落ちいていっていました。いやね、1/4くらいは読んでいました。続きを読み始めたら、いくら長くても一気に読み切ってしまうだろうとも思っていました。それをすると、いろいろ滞るわけです。それにそれにびびって読み進められたなか
2016年9月28日 02:24
音楽劇が苦手だ。なぜ突然歌いだすのかわけがわからない。だから、『夜のピクニック』が音楽劇として舞台化されると聞いたとき、嫌な感じがした。なぜ、音楽劇にしなくてはいけないのか。普通に舞台化できるじゃないのか、と思っていた。もっとも「普通に舞台化」というのはある意味他人事である。原作は水戸一高の伝統行事「歩く会」をモチーフにしている。1000人の生徒が一昼夜かけて70kmを歩く。ただそれだけの