「何かを吐き出すこと」を日課にしよう
さて、唐突ですが、みなさんは何か日課(ルーティン)と言えるものを持っているだろうか?
たとえば私にとってはこんなことが日課になっている。
朝にVoicyで最近読んだ本について収録する
FacebookとTwitterでその当日の放送内容を通知する
夕方から夜でスケジュールが空いたタイミングでエクササイズをする
夕食時、妻とスイーツを食べながら1日を振り返る
風呂に入っている時、英会話のトレーニングをする
寝る前に30分ほどストレッチをする
同じく寝る前に1時間ほど読書をする
日課の入れ替えは時々試しているので、これがどう変わっていくのかは分からない。しかし、少なくとも半年単位で残り続けているので、ひとまず今の自分にはフィットした日課になっているのだろう。
しかし、この日課が他の人にお薦めできるか、ということになると、そういうわけでもなさそうだ。たとえば、朝起きてすぐに収録するというルーティンは、人によっては負担になって苦しくなってしまう人もいるはずだ。
どれだけ合理的に思える日課であっても、「自分」という非合理的な生物にとっては有害である可能性もある。だから、結局は自分を理解して、自分にとって無理のない日課を決める必要があるのだ。
自ら躁鬱病であることを公言している坂口恭平さん(建築家、アーティスト、作家)は、『自分の薬をつくる』という本で、この日課のことを「薬」と表現している。
この本では、坂口さん自身がどうやって日課という薬を開発していったか、その様子が丁寧に記されている。
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