家計管理と私(前編) 家計管理の基本
ハローワークと市税事務所に行ってきた。
失業認定と減免申請のためである。
失業認定は収入を得るため
減免申請は支出を減らすため
どちらも自分を守る大切な用事。
見通しがあってこその無職期間である。
ないないづくしの私だが、
最低限の家計管理能力はある。
生活防衛資金はそんなに必要ない
生活防衛資金という概念がある。
【自分を守るためには最低でも年収分の貯蓄が必要】
という考えだが、
独身で
借金がなく
ある程度健康で
IQ100程度の知能があれば
年収分は必要、
というのが私の経験に基づく結論である。
私は独身で、借金はなし。
ある程度健康で、IQは108である。
貯蓄が月の支出の3ヶ月分(投資信託は除く)の状態で
無職期間に突入した。
1.独身
独身は自分の面倒を見れたらそれでいい。
支払うものを支払って、
次の給料日まで過ごせたら100点。
2.借金がない
・借金ゼロで生きよう
極論だが、
貯金100万借金100万
よりも
貯金も借金もゼロ
の方が良い。
・借金の真の姿 借入金額の倍足りてない状態
そもそも借金とはどういうものだろうか?
私は高卒で、特に経済について学んだことがない。
簿記2級だけどFPは持ってないし勉強したこともない。
なので経済学的にどう言われているか知らないが、
個人の家計管理においては
借金=借入金額の倍足りてない状態
というのが私の持論である。
借金100万なら200万足りていないのだ。
①100万持っていない時点で100万マイナス。
②100万借るとさらに100万マイナス。
③合計200万マイナス
②しか見えていないと詰む。
・貯蓄よりも借金返済を優先する
私には30万の借金があった。
借金の内容はクレジットカードの分割払いである。
生活費と貯蓄は本業の給与でまかない、
バイト代を全て借金返済に充て、
半年かけて借金ゼロにしてから無職になった。
・借金返済中も貯蓄はする
借金返済中も貯蓄はする、
というのが重要ポイント。
借金返済を優先することと
貯蓄を後回しにするのを
ごっちゃにしてはいけない。
貯蓄せずに全額借金返済に回すのは間違いである。
※これについては次記事に書いています。
3.ある程度の健康
体調は悪くないが不安障害。
それがここ数年の私の健康状態である。
元気いっぱいじゃなくても、
薬を飲めば生活できるなら充分。
4.IQ
お金はただの数字である。
敵でも味方でもない。
入ってくる。
使う。
その結果、足りるか?足りないか?
ただそれだけ。
足し算・引き算の能力
少し先を見越せる知能
この2つがあれば大丈夫。
計算能力
家計管理に必要な計算の能力は、
数学ではなく算数の世界である。
足し算と引き算ができれば充分。
というか、この2つがないとお話にならない。
先を見越す力
先を見越す力とは、
政治や株価や経済がどうなるとかいう話ではない。
何日にいくら入ってきて、
何日にいくら払うかを把握すること。
この力をつけるには
自分がいくら使っているか把握する
というステップが必要になる。
巷でよく
『まず家計簿をつけてみましょう』
という理由はこれである。
永遠につけ続ける必要はなくて把握できれば止めていい。
私は全くつけていないが、ずっと破綻せずに生きている。
家計管理は窮屈なのか?
『計算が苦手』
『自分が稼いだお金を好きなように使いたい』
『ごちゃごちゃ言われたくない』
というような理由から、家計管理を考えない人もいる。
人それぞれの人生なのでそれはそれでいいけど
一言だけ言いたい。
「毎月給料日前にお金が無くなるのは楽しいですか?」
「電気が止まってから電気代払うのは楽しいですか?」
二言になっちゃった。
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