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偉人伝 ~日本を測量した男~
日本全国を測量してまわり、日本地図を完成させた伊能忠敬(いのうただたか)。
厳密にいうと伊能図と呼ばれるその地図は伊能忠敬の死後に完成しますが、伊能忠敬の測量結果を元に作り上げた地図であることには間違いありません。
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もちろん測量自体が偉業ではありますが、この方のなにが凄いかというと、55歳から71歳まで全国測量の旅を続けたいう事実でしょう。
しかも伊能忠敬が生きた時代は江戸時代。
現代でいえば、70~80歳ぐらいで全国測量の旅に出るようなものでしょうか。
並外れたバイタリティですね。
測量に必要な知識である天文学を学び始めたのも、隠居後の51歳から。
そのときに師事した高橋至時(たかはしよしとき)は若干32歳。
「どんなに若くても自分が求める学問を修めた人は師。
どんなに年齢を重ねていても、そのことについて何も知らなければ、それは弟子」
脱帽ですね。
いくつになっても謙虚に学ぶ心を忘れてはいけませんね。
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