『絡まる糸を切っただけ』〜記憶と記録と754〜
学生のときに打ち込んだこと
大人になっても
なにかしらの形で残っている
それが技術としてなのか
内面なのかはわからないが
思い出としては必ず
中学校体育大会
運動部所属の中学生が
全員目指す大会
三年間をこの大会のために費やす
部員数の減少等から
いくつかの競技が
この大会から姿を消す
残念だという思いもあるだろう
その競技に取り組んでいる
生徒のことを考えると
他の大会があると言ってもかわいそうだ
この背景には
少子化や教員の働き方など
様々な問題が絡み合っている
今までその問題を放置していた結果だ
そのシワ寄せが子ども達にまで及んだ
大人の地域の無関心さが招いたのかもしれない
これらの競技は今後も
ますます先細りしていくかもしれない
オリンピックの時だけ盛り上げても
なにも変わらない