商品開発”サクセスストーリー”の舞台裏
こんにちは!トガプロ3年のまさきです!
最近の日常はというと旅行ばかりしていました。たった2週間のうちに東は仙台、西は島根まで足を運びました🛫初めての経験が多くてとても充実していました。ただここで問題発生。お金を約10万円使ってしまったのです。。。
今後は質素倹約の暮らしを送ろうと考えています。
余談はさておき、今回のnote記事では約半年にわたってトガプロメンバーと一緒に取り組んできた幻の果実”さるなし”の商品開発について記そうと思います。ただ商品開発の記事を書く3人の内容が似ていてもあまり面白くないと思うので、商品開発の経緯など半年間の具体的な話はめいみょんさんとちうみに任せて、私は商品開発の舞台裏を個人的な感想ベースで話すことができればと考えています。お付き合いくださいm(__)m
商品開発ってなんだか楽しそう!
元々私はソーシャルプロジェクトを選択する際にめぐるめの商品開発にも惹かれていて、どのプロジェクトにするか、かなり悩んでいました。ただプロジェクトガイダンス時の楽しさだけに目がいってしまっていた感も否めず、ソーシャルプロジェクトの真の目的を考えた時に、地方創生の方に自分はより深く関わりたいと思ってトガプロを選択しました。そのため商品開発をすること自体は実質諦めていました。
しかし!なんと!いざトガプロに入ってみて、企画担当を決める時期になると、商品開発ができるではないですか!『地方創生✖商品開発』という魅力的な企画内容に、私は真っ先に参加を決意しました。正直、さるなしの存在自体もトガプロに入るまでは全く知らず、味も皆目見当がつきませんでした。そして今までの人生の中で商品開発に携わったことはもちろんなかったので、何が必要でどのような思考を巡らせてというのはわかっていませんでしたが、これからどのような未来が待っているのかとてもワクワクし、期待に胸を膨らませていました。
こうしてさるなしの商品開発はスタートしたのでした。
先輩方の力ってこんなにも偉大、、
トガプロでさるなしの商品開発に主に携わっていたのが、4年は3人、3年は4人だったのですが、”商品開発のいろは”を知らないため、皆で一緒に調べながら会議を進めていきました。まずはどのようなケーキにすべきか(ショートケーキ、チーズケーキなど)やケーキの形は何がいいか、そのケーキを実際に作ってくれるケーキ屋さんはどこにあるのかを考えました。私たちの根底にあるのは、「さるなしの認知度を上げて生産者の野原丈司さんに恩返しをするとともに、利賀村の関係人口増加につなげること」だったため、それも考慮すると困難な道のりが続きました。そのためモチベーションの維持がとても難しく、会議には参加するだけで意見を出さずに終わることもありました。
ただこのような先が見えない状況でも、4年生の3人の先輩方は常に先頭に立って引っ張っていってくれて、本当に偉大だなと感じました。特にリーダーのめいみょんさんは、常にやるべきことを的確に見つけ出し、皆の意見を聞いたうえで、それをまとめあげ、次の方向へと導いてくれました。その熱意に感化され、もう一度やってやろうという前向きな気持ちになったとほぼ同時に、ある出来事が起こったのです。。。
素晴らしい協働先との出会いが私たちの運命を大きく変えた!
それは、商品開発アドバイザーの松井さんの紹介による『ENTIER』のパティシエ柴田さんとの出会いでした。(ちなみに『ENTIER』は東急目黒線西小山駅徒歩3分のケーキ屋さんで、今年オープンしたばかりのお店です。)柴田さんはトガプロの活動自体にも興味を示してくれ、トガプロとの協働を快く引き受けてくれました。協働先をどこにするかが最も難航するであろうと考えていましたが、これがすんなりと決まったことが、収穫時期が限られているさるなしを用いた商品開発が成功した最も大きな要因といっても過言ではなかったと思います。
柴田さんは私たち学生の無理難題の要求にも出来る限り応じてくれて、商品を試行錯誤して作っていただきました。実際に販売前に試食をさせていただいたのですが、まず見た目が非常にかわいい上に、味もものすごく美味しく、さるなしの酸味がうまく活かされているケーキやパンとなっており、とても感動しました。この試食が契機となって、私は販売後に広報担当となって積極的にアプローチしていければと思いました。
いざ販売開始!販売されている光景に、、、
そして月日は流れ、いよいよさるなしフェア開催当日となりました。その日はさるなし商品開発メンバーで『ENTIER』にお邪魔して、ケーキを購入し、私たちが作成した店内広報物やポスターがどのような具合になっているかを見てみました。。店内広報物やポスターをお客様の目に入りやすい位置においていただき、実際に見て購入してくださる方もいらっしゃって、私たちの努力は実を結べたと感じました。
そしてお店に伺ったことで、何よりも私たちが作り上げたものが売られているという実感がかなり湧きました。ここまでくるには長い道のりだったけれども、やってきて良かったと感じられる瞬間でした。
もう一つ、反響の多さが桁違いだと感じました。Twitterの広報担当となってほぼ毎日ツイートをしたところ、バズったり、実際に購入していただいた方からリプライをいただいたりと、正直ここまで反響の多い商品開発は例を見ないのではないかと感じるほどでした。また個人的にInstagramで宣伝した際にも、所属している大学の部活の後輩やバイト先の同期から「実際にケーキを購入し、美味しかった!」という声をもらい、ゼミの範疇を越えて多種多様な人に商品を届けられました。トガプロの目標として掲げている『オンライン関係人口増加』の一助ともなれた気がしました。
無事に目標達成!そして来年度に向けての抱負
今年度の目標であった『さるなしがどこまで商品として売り物になるのか』は、確実に達成出来たと思います。またこれほどまで頼りになる先輩方と一緒に活動できたのは、人生の財産とも言えます。来年度『ENTIER』とは引き続き関わりを持ち続けて、活動をしていければと考えています。(アイディアベースですが。)そしてさるなし商品開発の新たな共同リーダーとして、先輩方が私にしてくれたように、私も後輩に好影響を与え続けられる存在になることをここに誓います。
改めまして、今年度商品開発に携わっていただいたすべての方々、購入者の方々に厚く御礼申し上げます。
ここまで長くなりましたが、自分の記事を読んでいただき、どうもありがとうございました!
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