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出会いで人生が変わる。

私がダンスと出会ったのは2001年3月。
大きな仕事が一区切りついたばかりの時、友人から「英会話教室を開くから永井くんもどう?」と誘われ、二つ返事でOKを出した。最初の日の日程が合わず、2回目からの参加。英会話教室が行われたのは六本木の薄暗い喫茶店で、参加者は私を含めて4人ほどだった。


ダンスパーティー

教室が終わった後、喫茶店のマスターらしき人が「皆さん、この後ダンスパーティーがあるので、よければ参加しませんか?」と誘ってきた。
その誘いに主催の友人Nさんと一緒に参加することにした。パーティーまでに時間があったので、近くのカフェでお茶を飲んでから再びお店に戻ると、パーティーが既に始まっていた。

パーティーでは楽しげに男女がペアになって踊っている。
主催者らしき女性にその踊りが何か尋ねると、「ランバダという踊りです」と教えてくれました。そして、「踊れますか?」と聞かれ、「いいえ、初めてです」と答えると、「では、ベーシックステップを教えましょう」とその場でレッスンが始まった。


最初のステップ

「スロー・クイッ・クイッ」この基本のリズム。これが私のダンス最初のダンスであり、人生の分岐点となり劇的に変えた。

巷ではサルサが流行ってると聞き、私はサルサを習い始め、毎週末はレッスン仲間と六本木で過ごした。さらに、浅草サンバカーニバルに誘われ参加、リフトダンス(アダジオ)で出場。アダジオの虜となり、勢いパフォーマンスチームに入った。


これがやりたいダンスだ

そして最初のパフォーマンスは、チームメンバーが怪我をして急遽決まった。場所は六本木飯倉のアーツシティ。ダンスパーティーでのデモ。
パフォーマンスの当日、パーティーで見たダンスに衝撃を受けた。
見た瞬間に「これがやりたいダンスだ」と頭の中に稲妻が走る。


それが「アルゼンチンタンゴ」だった。

GYU













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