【タンゴ】ピアソラに思いを馳せる
「タンゴの革命児」アストロ・ピアソラは
世界中に「アルゼンチンタンゴ」を響かせた男。
彼が作った数々の名曲は、現代でもその輝きは色褪せることはなく、
より輝きを放っている。
奇しくも 2021年はピアソラの生誕100周年、そして今年2022年は没後30周年。この「誕生」と「死」はピアソラのタンゴを聞くと彼のテーマではないか?と感じる。
ピアソラの音楽は魅力的だが、決して耳障りのいい音楽ではない。;
難解で暗い曲も多い。
暗く苦し身を感じる曲が最後に一筋の光が差したり、暗闇から空が明るんでくるような終わり方をする。
それはいつも生きてるの中で感じる「死」とその「死」恐怖から抜け出した
「生」を曲の中で感じるみたいだ。
ピアソラの曲を何曲かご紹介したい。
始まりのピアノはどこまでも美しくAdios Nonino この曲は亡き父に捧げられた。
リズムが身体の芯に響きわたる「Zum」
歌は人生を語るアート 「Los Pajaros Perdidos」
改めてピアソラ作品を聞くとタンゴの世界が暗闇の奥底に広がり、
何度も聞きたくなる。
この世界中で人気を博すピアソラだが
「アルゼンチンタンゴ」の世界では異端と言われ、ミロンガ(ソーシャルなダンスパーティー)では一切と言っていいほどかからない。
古典タンゴとピアソラの違いは踊り始めるとだんだんとわかってくる。
ジャズやクラシックなど他ジャンルと音楽を融合したピアソラの音楽は
古典タンゴと比べると全くの別物に感じるのだ。
しかしピアソラの音楽のベースにはタンゴが脈々と流れている。
20代前半 彼は毎晩トロイロ楽団で弾いていた。
古典タンゴのリズムを刻み続けた。その片鱗が彼の音楽には含まれている。
1982年からはじまったタンゴショー「タンゴアルヘンティーノ」このショー成功で多くのタンゴショーが作られるようになる。
タンゴショーでは必ずピアソラが演奏され踊られる。代表曲はリベルタンゴだ
このようにピアソラの音楽をたくさん聞きながら創作している。
贅沢な時間だ。
もうすぐ皆さんにもその創作をお知らせできると思う!
お楽しみ
ABRAZO
GYU
ピアソラのこと知らない人、また彼の音楽の背景やなぜ彼の音楽が魅力的なのかを知るには バンドネオン奏者小松亮太さん!
タンゴを楽しむならミロンガ!
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