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四足の優雅さをタンゴに:骨格から紐解くタンゴ

皆さん、こんにちは。
今日は皆さんに、
ちょっと変わった角度からタンゴに迫ってみたいと思います。
最近、四足動物の骨格図を眺めていたら、
動きに革命を起こしそうな発見がありました。

それは、四足動物の「骨盤」は実は足の一部だった!



そして、仙骨は背骨と直結しているんですね。
この視点で人間の体を見ると、タンゴの動きが全く新しい姿で浮かび上がってきます。


タンゴのアブラッソを思い浮かべてください。パートナーと寄り添い、互いの重さを感じ合う瞬間
実は、この時私たちの体は、上半身と下半身が出会うある中心点を通じて、対話を行っているのかもしれません。




例えば、タンゴのカミナータ。これまでは単に足を前に出す動作と考えていましたが、この新しい視点を加えると、全く違った姿が見えてきます。

骨盤を足の延長として捉えると、足はより長くなり
骨盤から解放された上半身は背骨を通じて、はより滑らかに動くでしょう


オーチョ(8の字)の動きも、この視点で見ると新たな魅力を帯びてきます。腰の回転は、もはや単なる下半身の動きではありません。
それは、上半身と下半身がクロスを軸とした、
全身を巻き込む螺旋運動なのです。


まるで、優雅な猫が体をくねらせような、そんなしなやかさが生まれるかもしれません。さらに、この考え方はタンゴの即興性にも新たな可能性を開きます。

パートナーとの繊細な重心の移動、予期せぬ方向への転換。
これらの動きも、体の中心部を意識することで、よりスムーズに、そして表現豊かに行えるようになるでしょう。
タンゴの魅力の一つ、「カデンシア」(体の揺れ)も、この新しい視点で捉え直すと面白い発見があります。


それは単なる上下運動ではなく、四足動物が歩く際の全身の波打つような動き、その優雅さを人間の二足歩行に翻訳したものかもしれません。
この「四足の知恵」は、タンゴの技術向上だけでなく、
その音楽性を豊かにする可能性を秘めています。
例えば、タンゴの旋律に合わせて、全身がより一体となって動き出す感覚を味わえるかもしれません。

最後に、この新しい視点は、タンゴの本質、つまり二人で一つの動きを創り出す神秘にも、新たな光を当てます。パートナーとの接点が、単に胸元や腕だけでなく、体の中心を通じてより深くつながっていく。

そんな新しいアブラッソの形が見えてきませんか?

皆さんも、次のミロンガでこの「四足の優雅さ」を意識してみてはいかがでしょうか。
きっと、今まで気づかなかったタンゴの新しい魅力に出会えるはずです。
さあ、新しい情熱のステップを踏み出しましょう!
タンゴの世界が、さらに深く、豊かに広がっていくことでしょう。


Abrazo 

GYU

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