2022/01/24 犬の道を歩まないために、、
さてさて、本紹介です!
安宅和人さんの著書、「イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」」という本を読みました。
巷では「イシュードリブン」と呼ばれている名著ですね!
簡単に言うと、仕事をするときの仮説思考がいかに大事かを説き、その基本的な方法を具体的に書いた本となります。
序章でその概要&結論を話し、その後の章で思考の順番ごとに方法論が展開されていました。
ぼくが印象に残ったポイントはやはり序章の
「犬の道」を歩まないことが大事
という点ですね!
「犬の道」とは、課題を説きまくって答えのクオリティを上げ、ここから大事なことを抽出する、という仕事のスタイルです。
実はこのやり方、巷のビジネス本でよく出回っている方向なのですが、
著者いわく、非常に生産性が悪く、体力を相当失ってしまう道になります。
そうではなく、仕事のパフォーマンスは、答えのクオリティだけでなく、どれだけいい課題を設定するか(イシュー度)の方が大事で、こちらから先に取り掛かるべきなのです!
つまり、イシュー(課題)をうまく設定することが、課題をきっちり解くことよりも重要だということです。
確かに非常に大事だな、今後仕事で意識しついな、と思いますが、これってかなり難しいことだな、とも感じました。
実際、仕事に取り組んでいると、何がイシューなのかがどうしても頭から離れてしまいがちになり、作業に没頭していると「何してたっけぼく?」という状況になってしまいがちです。
しかし、この思考法は経験、練習を経て獲得していくものなので、何としてもモノにしたいところです。
今後は、Wordか何かにイシューの設定をまとめ、定期的に見直して頭に留めておくようにしながら仕事をしていこうと思います。
また、方法論については触れませんでしたが、たまにこの本は辞書的に見返して、作業に活かす、というふうにしていきたいなと思いました!