世田谷区電子書籍サービス開始
世田谷区電子書籍サービス開始
2020年11月10日より、世田谷区もついに電子書籍サービスが開始されました。
世田谷区HPより抜粋
世田谷区電子書籍サービスについて
電⼦書籍は、インターネットに接続できる環境があれば、
来館しなくても、ご⾃⾝のパソコン、スマートフォン等で貸出、閲覧等が可能です。
ご利⽤されるには、電⼦書籍サービス専⽤の「電⼦ID」「パスワード」が必要です。
図書館の利⽤者登録とは別に登録する必要がありますので、ご注意ください。
対象は、世⽥⾕区内に在住または在勤・在学されていて、図書館の利⽤者登録済みの⽅です。
貸出数は、2点までです。
貸出期間は、2週間です。
予約数は、2点までです。
予約取置期間は、1週間です。(予約確保連絡はありません)
コロナ禍以降本を読む時間が大幅に増え、特に電子書籍の存在には助けられました。
海外、日本でもごく一部の地域では電子図書館が普及しており、こういう時こそ外出せずとも本が自由に読めたらいいのにと思っていたところ、ついに世田谷区にもデジタルブックの波がやってきました。
早速IDを取得し簡単に読むことができたので、手順をご紹介しようと思います。
登録
登録だけは図書館のカウンターで行わなくてはなりません。
・利⽤者登録済みの場合(共通利⽤カードをお持ちの場合)
ご本⼈が共通利⽤カードと有効期限内の⽒名確認ができる資料をご持参ください。
私は利用者登録済みでしたので、指定の紙に必要事項を記入し、利用者カードと本人確認資料(保険証や運転免許証など)を提出するとすぐに登録ができました。
・利⽤者登録されていない場合
事前に図書館の利⽤者登録が必要になります。
利用者登録がされていない場合も本人確認書類があればその場ですぐに利用者カードが作成され、その後の手順は先述した通りです。
登録をすると名刺サイズの電子ID通知カードがもらえます。
利用方法
まずは電子ID通知カードのQRコードを読み取るか、世田谷区電子書籍サービスのHPへアクセスし、電子IDと初期パスワードを記入します。
すると新しいパスワードの設定を求められます。
そこでご自身で決めたパスワードを設定し直してようやく利用することができます。
読みたい本を検索し、「借りる」のボタンを押すと「借りている資料」に登録されます。
「借りている資料」のところから「読む」をクリックすれば通常の電子書籍のように読むことができます。
また、「音声読み上げ」にも対応しており、左下の「SPEAK」をクリックすると、電子書籍を読み上げてくれます。
2020年11月現在の時点でやはりそこまで書籍数は多くなく、青空文庫など著作権が切れているもの、雑誌、新聞の少し前のデジタルコンテンツが中心です。
日本では著作権の問題、書籍ビジネスの影響もあり、電子図書館に協力する出版社は多くないと思いますが、利用者がモラルを守り、今後アメリカ並みに電子図書館が増えるとありがたいですね。