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社会的健康を得て、病を患っても幸せに生きたい!を叶えるために


病院での治療を終えて単に癌がなくなったという身体的健康だけでなく、その後も社会的な意味での健康を得るということは、病を患っても幸せに生きていくために不可欠だなと、今回つくづく感じました。


そして社会的健康を得るためには、特に女性においては外見的な面で自信をもって外に出ていけることが必要だと痛感しました。

(もちろん、外見だけの美しさで良いというわけではありません)


癌治療においては、抗がん剤治療により脱毛や皮膚の変色等外見が著しく変化し、その変化を受け入れることができず悲観的になりやすいですよね。


そのままでは外出したり人に会ったりしたくないと内向的になると、ひきこもりがちになってしまいます。


ウィッグや化粧などを使用してカバーすることはできるものの、周りの人に気づかれていないかはとても気になるところである。


もしも気づかれた場合や、実際には気づかれていなくてもそうかもしれないと感じてしまったら、せっかく買ったウィッグも使用したくなくなったり、それが原因で外出することが嫌になったり。。。


また肌が弱くなっているため、化粧品やシャンプーなどにも気を使わなければ肌荒れなど起こしやすい。

でも!


逆に外見的に自信が持てる自分が納得いくものを手に入れることで、気持ちが外へ向き外出したり仕事をしたり、社会と接することに積極的になれる!と感じました。


ただ実際に治療をしながらそれらの物を調べて良いものを探し出し、出向いて試して購入するという作業は、なかなか手間のかかる大変なことでした。

動悸や息切れしながら街を歩いたことを思い出します。


診断から治療までにはあまりに時間が短く、その間に病気を受け入れ容姿のことまで考えて行動するのは難しい。
どんどんと副作用でしんどくなるなかで、自分で満足のいくものを探し出すという作業をすることはさらに困難で。。。

そんな日々を送りながら、

病気について理解している人と相談しながら、安心できるケアや物を、もっと簡単に色々得ることができるようになればなぁって思ったことが、今でもずっと頭から離れずにあります。

そんなサービスを作り出すことができれば、同じように悩んだり苦労している人の手助けになるんじゃないかなって。


癌サバイバー看護師として、病気や体調などの相談にのることと共に、このサービスも提供したいと思っています。


今の私にとっての社会的健康。。

看護師という職業についた経験と癌サバイバーになった経験から得たものを社会に還元すること、

私にできる社会貢献をしながら、誰かの役に立って生きていくことです!

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