小学生の予言!江川問題「空白の一日」を的中させた少年の驚きのエピソード
後出しジャンケンのようで嫌なのですが、事実だから書きます。
あるいは僕は、ノストラダムスの上を行く人間かもしれません(笑)。
江川問題「空白の一日」についてです。
不肖が住んでいた福岡を本拠地とするクラウンライター・ライオンズを買収した新生西武球団と、江川選手との交渉権が切れるのは、1978年(昭53)ドラフトの前々日。そのことをスポーツ新聞で知った、小学6年生の僕は、こんなことを思いました。
「なんで前日じゃないんだろう。なぜ一日空くのだろう。その日に巨人と江川が契約したら、どうなるんだろう」
帰宅した僕は、西日本新聞夕刊の一面を見て仰天しました。
「江川選手、巨人と契約」
ああ、当たった! 僕の思った通りだった!
日本国に小学生は数十万人いたでしょうが、あの騒動を予見した小学生は僕だけだったに違いありません。
その後、複雑な経緯を経て小林さんが阪神に移籍したのはご存じの通りです。一度だけお目に掛かったことがありますが、噂に違わぬ紳士的な方でした。
「実は小学生のころ、そんなことを考えたのですよ」
とは、むろん言いませんでしたが。