爺ちゃんの独り言 155
読了 人類の起源、宗教の誕生 山極寿一 小原克博
ホモ・サピエンスの
「信じる心」が生まれたとき
第1章 人類は「物語」を生み出した
動物と人間の一番の違いは、食べ物を持って帰ってくること。
その場で分配は動物でも行なっている。しかし持って帰ってきてから分配しているのは人間だけである。
脳というのは言葉が登場するずっと以前に現代人の大きさになっています。ですから、脳は言葉によって大きくなったわけではなく、集団の大きさが拡大することによって、社社会的複雑さに対応する社会脳として大きくなったという仮説があります。
脳が完成したときは150人くらいの集団であったという予想が成り立ちます。
言葉により物語ができて、集団が150人を超えて拡大した。
サピエンスの言葉の特徴は、 想像力と密接に関係した、比喩の能力ですよ。
農耕牧畜より前に言葉ができ、宗教によってより大きな集団になった。
人間が狩猟採取の時は動物と会話ができていたが、農耕牧畜を始めてから動物を下に見るようになった。
第2章 暴力はなぜ生まれたか
農耕牧畜がはじまり、人口増加。
宗教により150人を超える集団が生まれて排他的な考え方により暴力(戦争)が発生。
先日読んだ虫とゴリラ 養老孟司 山極寿一に通じるものがあって、以降は斜め読み。
以上、爺ちゃんの独り言でした。
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