地好
町おこしは全国どこでも、その土地の商売人には必須のことです。
先日鹿児島に行った際、町おこしの根幹を見たような気がしました。
人口わずか3万人のある鹿児島県南の街。
駅前に100程の飲食店が並んでいる、昔ながらの繁華街がありました。
その繁華街の中のある店に地元の方と一緒に入りました。
平日月曜というのに満席。
みんなその街の地元の人です。
食べているのはその街名物の鰻やキビナゴ。
そしてその街でつくっている焼酎。
みんな地元の物を愛しているのです。
地産地消。
無理やりではなく、好きだから地元のものを食す。
結果、地元需要が1番消費を促している。
まずは自分の街を好きになる。
そして自分の街を知る。
強みはつくるものではなく、眠っているもの。
商売も街おこしも、全ての物事の根幹を見ました。