慣習
僕の今までの人生で「辛い」と思ったことは2回あります。
1回は会社が潰れる晩年。
そして2回目は仙台から縁もゆかりも無い栃木に来てすぐに組織の長として働いた時です。
前者は精神的にボロボロで、多分こちらの方が辛いのですが、後者は体力的にボロボロ。
朝から晩まで店に居て、それが2週間続くのなんかはザラです。
これは別にブラックというわけではなく、自らそうしていました。
まだ20代前半。体力はあるし、何よりこの組織を自分の力で変えるという使命感と向上心に燃えていました。
ただ、やはり体のガタは確実にきます。
腹は毎日くだって月に1回か2回の全休の時はずっと寝ていました。
その経験があるからでしょうか。
よく人に聞かれた時に言っているのですが、現状の仕事はいい意味で「遊んでいる」ような感じです。
辛い?大変?
微塵もありません。
おそらく精神的にも肉体的にも地獄を見た人間の方が「幸せ」を感じやすいのではないかと思います。
苦労がいいとは言いませんが、精神と肉体を動かす環境に身を置くことも大切なのだと思っています。
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