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価値はどこにあるか

旅から帰ってきて一発目の営業初日。
週末とはいえお盆明けとは思えないほどご来店、ご注文いただき本当にありがとうございます。

旅の途中で松島の脇道沿いにある屋台と仙台の繁華街の飲食店に行きました。
そこで改めて「商品力」と「サービス力」の大切さ、そしてシンプルさを体感しました。

松島の屋台は道を挟んですぐが港です。
朝採った牡蠣やホタテやハマグリをその場で食べさせてくれます。

そのシンプルな商品力が魅力のひとつです。
多分このシンプルさがいいんです。

人も店もいかに思い出してくれるかが勝負だと思っています。
その時にこねくり回した理由では思い出してはくれません。

あの店=旨い貝の店。

そのシンプルさが「貝を食べるんだったらあそこ」とすぐ思いだしてくれます。

サービスらしいサービスは何ひとつしていません。
でもそこは、おそらくリピートしているお客様でいっぱいです。
自分たちが自ら片付けをして帰っていきます。

この店は「商品」がある意味「サービス」なのだと思いました。

夜は仙台の繁華街の店。
中心部からちょっと外れたその店は10席のカウンターに常連様であろう方でいっぱいです。

メニューらしきメニューはありません。
でもそこには店主やそこに集まる人に会いに来る方が途絶えません。

この店は

あの店=「〜さんに会える店」

なのです。

「サービス」が「商品」になっているのだと思います。

どちらも魅力あるお店です。

僕はこういうお店が大好きなので、ぎょうにんべんは「どちらも」やってやろうと思って営業しています。

シンプルで魅力ある商品をシンプルで魅力あるサービスでご提供する。

日焼けの痛さを我慢して今日も楽しもうと思います。

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