「松の内はいつまで?」・・・
松の内(7日)を過ぎたら、すぐに成人式。15日でも良いんじゃないかと思うけど、実際は冬休みに連続している方が、同級生などに会いやすいし、式典やイベントにも参加しやすい。
結局、大人になると言うのは、他人からどうこう言われることでも、経済的能力でもない。見た目や印象が大人びていたり、性的経験の有無や親の七光りで金の心配が無くて過ごしているのでは、本当の大人ではないだろう。
おそらくは本人の自覚だけが、大人と言う曖昧なカテゴリーの条件なのだ。
もう一つ、疑問に思うのは「成人式」という言葉である。
「人」になる「式典」ということは、それまでは「人」ではないのか?
子供は人ではないのか?
「成大人式」なら分かる。大人に成るのだから。
僕たち子供もやはり人間なのだ。
もうひとつ気になるのは「おとなしい」と言う言葉だ。
「大人しい」と書くこの言葉は、無口で自己表現しないタイプを指す。
では、大人は無口かと言うと決してそうではない。
大人に成れば投票権があるように、
社会に対して、発言する責任がある。
「発言に責任を持て」と良く言われるが、これは施政者などに言う言葉で、
多くの大人には、
「発言する責任がある」という話だ。
まあそんな、下らないツッコミを入れたくなるのは、ひねた子供か、拗ねた大人の特徴なのかもしれない。
ということで、明日は大人と子供の話。
*ちなみに、松の内は1日から7日までで、年神様をお迎えしている期間にあたるそうで、8日には、締め飾りなどを外すのが通例となっている。
おわり
#思い出 #大人 #成人式 #元服 #短編 #小説 #生きる #背伸び #映画 #子供 #成人 #不思議 #謎 #恋人 #稼ぐ #結婚 #経験 #締め飾り #正月飾り #お供え #お餅