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懐かしい雰囲気さえ感じさせる。


「かかあ天下」という言葉を耳にしなくなって久しいがこの演劇の解説には、ど真ん中に使われている。

そのかかあ天下が、ちょっと品よく思えるのは、主演の風祭さんの
特性だろうか。叱かりつける中にも、愛情があると感じる。

前半はミュージカル仕立てで、一家の問題などが提示される。
出演者たちの努力の跡が垣間見える。

休憩をはさんで、第二部は、一転してストレートプレイになる。
当日体調が今一で、前半の音楽に少し疲れた身には
こちらの方が分かりやすくありがたかった。

様々な問題が、思い出の中で解決していくつくりは、
60~70年代に良く見た懐かしいホームドラマのテイストである。

いずれにしても拝見したのがゲネプロ、ということもあったのだろうか、
出演者達の試行錯誤と努力がよく伝わってきた。

それにしても、会場のキンケロシアターは、実に見やすい。
椅子も良く、間隔も広くて階段式の客席なので、
前の人の頭が気になる事もない。演じる方もやり易い事だろう。

23日まで3チームの競演になっている。
中目黒キンケロシアターにて。




開演前に登場する3名。本編にも登場。

#キンケロシアター #風祭ゆき #CHICACO #芝居 #舞台 #舞台感想 #演劇


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夢乃玉堂
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