「飲み営業」で経費使っといて、作家ギャラけちる制作会社って、どんな神経してんの?って話。
テレビ番組の制作会社には大体お抱えの放送作家がいる。
テレビ番組の企画を考えさせるために。
そして、その企画を企画書にするために。
彼らには時間がない。
毎日、番組会議を行い、ロケに行き、編集所に入り。
そう、とにかく時間がない。
新企画を考える時間もないし、企画書を書く時間もない。
だから、この作業の部分を放送作家に”委託”している。
ちなみに私も様々な制作会社のお抱え作家の1人だ。
テレビ局からの企画募集が始まると、声をかけて頂ける。
今回の主題は、その中の1つの某制作会社の話。
彼らはどのように番組制作の委託を受けるのか?
それは「テレビ局員との飲み会」である。
テレビ局員と飲みに行って交友関係を築き仕事を委託する。
もちろん経費であろう。
以前、その制作会社から出した企画が通って放送されたことがある。
私が提案した企画が通ったのは素直に嬉しい。
放送後にギャラを提示された。唖然とした。
過去の同じ枠で放送した特番ギャラの半分だったからだ。
もちろん交渉した。こう返ってきた。
「正直ウチも収益なくて。ほぼマイナスなんすよね。」
私はこう思う。
「お前らの飲み営業代の元となる経費から、こっちに回せよ」
「今後のお前らの飲み営業代を私の企画で稼いだってことよね?」
この某制作会社はめちゃくちゃ評判が悪い。
作家仲間からも、そしてテレビ局員からもである。
この制作会社がどんな番組を担当しているか?
それを言うとバレそうなので言及はしない。
ただ、今後も彼らの悪事を注視し、悪事を追求していきたいと思う。
なんせ、私は諦めかけの放送作家だ。失うものはない。
というより、失ったっていい。どうでもいい。
某制作会社に告ぐ。