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今の世の中は不安だらけ

前回の記事で「理想は、どの世代も他の世代を必要とする社会」だってことを書いたんだけど、今の世の中は理想とかけ離れているんですよね。

特に世代間ごとの負の連鎖がひどいと思っていて、若い世代(ヤング)、といっても20代〜30代くらいの世代かな。就職して定期的な収入は得られても、物価高であったり、将来のキャリアパスであったり、経済面の不安は大きくて、結婚や起業など、何にも考えずにエイヤ!と投資できるほど潤沢なお金は無いっていう人が多い印象(個人の意見ですw)

その若い世代の親が60〜70代くらいだと思うんだけど、その世代もまだまだ元気だから、旅行とか趣味とかやりたいことも続けられるし、かといって将来どのくらいの金額が必要か?みたいな不安があるから、お金を超持っていてもあまり使えないってのが結構ありそうな気がする。

そして、高齢者の寿命はいまや100年時代と言われるくらいなので、80〜90代となって、否が応でも介助や介護が必要になってくる。ここは社会保障で回さないといけないけど、経済が回っていかないから税収や社会保険はどんどん苦しくなってきて負のスパイラルに陥るって感じだよね。

して、その危機に拍車をかけるのが、40〜50代で始まる介護のために決断を迫られる介護離職。親の面倒をみなきゃいけないという責任感で介護離職を選ぶ人が多いと思うけど、これをやってしまうと益々経済が苦しくなってくる。これをなんとか食い止めるには、介護に対する正しい自立の考え方と(お金に限らない)投資で、介護職を安定盤石な職業にするってことなんじゃないかと、そんな想いが高まってきたんです。


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