理由がどうであれノルマゼロに甘えてチケットを売らないのなら、音楽止めたら?
先日撮影した2時間ほどの動画、20分ほど削ってただ今チェック中です。長いのがアレなので数日に分けてみて下さい……w
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) November 13, 2019
おおよその疑問に対しての自分の考え方についてはお答えできたと思います。
当日、ちょっとうまく答えられなかったものをちょいと出しておきますと、「ノルマゼロだとチケット販売のモチベーションが下がるのではないか。リスクが無いと売らなくなる」と言う質問に対しまして、
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) November 13, 2019
これについてもうちょっと整理がついたのでメモなのですが、要するに金銭以外の評価、すなわち「演者としての価値への評価」がリスクとして別途存在すると自分は考えているのだなと。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) November 13, 2019
これは興行主側からの評価です。つまり外注先として商品価値が無いと判断される大きなリスクです。
ただライブがやりたいだけの人であればこの評価リスクは機能しません。「お金出せば出れるんでしょう」と思っている人は「タダになってラッキー」と思われると思います。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) November 13, 2019
それ自体は構わないと思います。
ただ、自分はそんな人にお金を出したくないので、演者さんとして認めません。
現状は、そういう方の方が多いのも事実かと思いますが、それだとしっかりと責任を持った演奏をしてくれる期待が持てないのも事実かと思います。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) November 13, 2019
衰退を招く原因の一つに演者さんの演奏による収入を上げているのは、演者としての責任感の喪失があるからと認識しています。
「2000円にきちんと応えるイブをしてください」
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) November 13, 2019
結局これでしかないと思うのです。責任をもって、2000円分の娯楽を提供してください。それが演者さんのお仕事です。2000円払っても行きたいと思えるライブを出来ているかを知るには、チケットが何枚売れたかが最もリアルな数値です。
777をやり始めて、色々な方とお話しました。そして多くの方が「なんとなく思っていたけど口に出せなかった」か「そういう話はしてたけど前に進まなかった」のだなという印象を受けました。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) November 13, 2019
結局これは、リスクをきちんと背負う興行主の不在が原因の一つかと思います。強く言えない。
あなた方の為にこちらはリスクを背負っています。ギャラもだします。だからちゃんとやって。仕事して。あなたは仕事が出来てないのでお呼びできません。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) November 13, 2019
そう言う事をはっきりと言う。存在の不在が要因の一つなのだろうなと思いました。
この辺りの話も公開予定の動画ではお互い喋っていますので、公開までもうしばしお待ちください。チャンネル登録してもらえたら嬉しいです。https://t.co/qEfnVqHIJX
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) November 13, 2019
まとめ
ノルマを無くすとリスクが無くなり、チケットを売らなくなるのではないか。ノルマゼロにはそう言う懸念が有るのも理解はしていますが、ノルマが有っても売らないんですよね。そう言う人達は。ここについては半端な罰金は免罪符になると行動経済学での社会実験で答えが出ています。
演奏家は見てもらってなんぼで、チケットを売ってなんぼです。ノルマが有ろうがなかろうが、チケットを何枚さばけます、っていうのは演者選びの際の大きな商品価値でもある訳です。この人は何人動員できる、その実数がチケットの売り上げや枚数なんですから。安心して興行主もノルマを無しにした上でギャランティを用意できます。
演者側もノルマゼロに甘えてチケットを売らないと言う事は、自分自身の商品価値に自ら傷を入れる行為そのものです。そう言う事をして平気なのであればもう舞台に立つ資格は無いので降りたらいいと思ってます。