音楽家やアーティストと一口に言っても、作詞、作曲家と実演家は全く別の職業


まとめ

根本的な話ではあるのですが、自分は芸術が死ぬほど嫌いで、同じぐらい音楽好きの人があまり好きでは無いです。多くの場合「音楽好き」を自称する人は音楽が好きなのではなく「音楽を知っている自分が好き」であって、楽曲も聞いてないし、「バンド名を知っている自分が好き」であってアーティストに対する是々非々の感覚に乏しい印象が強くあります。

曲や音源を聞かない人に音楽が好きになれる訳は無いです。自慢の道具に使ってくる人に対しては心底うんざりしてます。往々にしてこういう人は芸術にこだわりますが、「芸術」と言いたいだけで、その評価基準は自分自身の感動ではなく他人の評価です。きちんと見て評価を下さない、周りがもてはやしているからそれに乗り、虚勢を張ろうとする人が本当に嫌いです。

で、なぜその話が出てくるかと言うと、今、バンドの世界で舞台に上がっている人の多くがこのパターンだからです。だから、お金を取った客商売なのに、自分が間違わないための譜面台を立てて客席を物理的に見ようともしないステージが平気でできる人が多いんです。だから、メジャーの言う事に疑いを持たずJASRACたたきを始める人が多いんです。だから、バンド名でステージを評価して実際の中身を検討しないんです。

そして、だから一般の初見のお客さんがうんざりして二度とお金を出してもらえなくなるんです。芸術である前に娯楽であり客商売なんです。お金を取るライブは。そこの部分を何故か無視して音楽はお金じゃないとか言い出す人が多いのに自分は正直辟易しています。

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