リアブレーキの高さ調整・その2
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V7iiistoneのリアブレーキ調整をインターネットで調べても多分全く記事がないのだと思われます。
検索順位の相当下位まで見ましたがブレーキ調整体験記みたいなものは見つけられませんでした。
他のV7iii系ライダーはどうしているのだろう?
リアブレーキ周辺の観察
リアブレーキの高さ調整をやろうとしましたが、どうやら国産車のように「調整を頻繁に行う」という考え方では作られておらず、プロの手を借りなければならないらしいことがわかってきました。
このブレーキペダルの高さを調整するには、整備マニュアルを読んだわけではないので取り付けられている部品からの想像になりますが、ステップを取り外す必要がありそうです。
下の写真をつかって説明します。
このブレーキペダルの高さを調整できそうな場所は、マスターシリンダ直後にある部分で、青の四角で囲んだ部品(逆コの字型の黒い部品)を回転させてマスターシリンダに使づけていくとブレーキペダルの高さが下がりそうです。
そのためには
1.赤色で囲んだロックナットを緩め(マスターシリンダ方向に移動させ)る。
2.黄色の〇で囲んだネジを抜いて、ブレーキペダルと逆コの字部品を外す。
3.逆コの字型の部品を回転させてマスターシリンダーに近づける。
4.丁度良い高さになったらペダルを取り付けてロックナットを締める。
という手順が必要になります。
ところが、その黄色の〇で囲んだネジを反対側から撮影したのがこの写真です。
車体との距離がなさ過ぎて(カメラとネジの距離が近すぎて)ピントが合いませんでしたが多分六角(ヘキサゴン)タイプだと思われます。
ピントが合わないほど、車体との隙間がないことでイヤな予感はしましたが予感は的中しました。
六角の棒型レンチを差し込むことができません。
仮にどこか丁度良い差込場所があったとしても(マット塗装に傷がつくのが嫌で試していませんが)、回せません。
もしかして、ブレーキペダル調整にはステップホルダーを外す必要があるのでは?
しかしステップホルダーを固定しているのは星型(トルクス)のネジ。
自宅ガレージを手に入れたらそういう工具をそろえて自分でやるのも楽しいですが、この辺からは賃貸住みライダーには限界だと判断しました。
アレやこれやしているうちにOリングが切れて脱落。
ブレーキランプスイッチがあるわけでもないココになぜOリングがあるのかわかりませんがとにかくこれでゲームオーバー。
販売店に工賃を払って調整してもらうよう、予約を入れました。
平嶋夏海さんの動画では「お父さんにペダル位置の調整をしてもらった」との説明があり(7分30秒付近)、動画をよく見たところV7iiiRacer10周年記念モデルの場合は全く異なるステップがついているようです。
私の場合、シート高が低くてステップが前に出ていない車種は、長時間乗ったときに膝が痛くなってくるのでRacerにしなかったのですが、ちょっとこれはうらやましいですね。