リアブレーキの高さ調整・その1
V7iiistoneの場合、リアブレーキは購入時にじっくりお店に調整してもらってそれ以降は調整しないという考えで作られているのではないかと思います。
説明書を見ても「リアブレーキレバーの調整」という項目はあるのに書いてあることはリアブレーキレバーの取り外しと交換は正規販売店にご依頼くださいであり、日本語として頓珍漢な記述となっています。
私が購入した時点ではリアブレーキの高さは高めに設定されていて、底の薄いブーツでかろうじて及第点、底の厚いブーツだと常につま先を上げていないとブレーキを引きずりそうな感触があり、脛の筋肉の危機を感じることになります。
横からとった写真を載せますと
ステップゴムの床面を延長してみるとブレーキペダルはそれよりも高い位置に調整されています。
ただし、V7iiistoneの場合、ステップが前寄りについているため、面の延長に完全に合わせるとブレーキペダルが下過ぎて踏み込みにくくなる可能性はあります。
ブーツを乗せてみます。
底の薄いブーツの場合は、靴底の曲面やヒールの出っ張りの位置の関係でなんとか及第点を与えられる高さになります。
ホンダアクセスのショートブーツのような靴底に厚みを持たせたタイプの場合は靴底の曲面と底面の延長(赤線)が平行になる瞬間がありません。
常につま先を引き上げているような状態です。
そこで調整しようとしたわけですが、私が持っている工具では調整できないことがわかります。
国産車の場合は多くても2本のスパナで調整できるのですが、こういうところに外車のデメリットが現れるのだなと感じます。
つづく