あって良かった装備・1
私のV7IIIは2020年1月に新車登録された2017年モデルです。
予想になりますが、「3年間売れ残っていた未登録車を安値で買ったお金持ち」が浮いたお金でオプションを付けまくったけども年末には何らかの事情で売り売却したのだと思います。
私が購入したのは2021年4月ですが、約1年で6000キロを走っただけ、オプションいっぱいの状態で入手できました。
以前の日記にも書きましたが、純正のスクリーンはビジネスバイクっぽくなるために外し、小型の社外品スクリーンに換装しました。
そのほかの装備は前オーナーが残してくれていたもので、そのうち「これは役に立った」というものを紹介していきます。
初回はリアキャリアです。
私のV7IIIにはパニアステーとリアキャリアがついていました。
パニアケースはネットで中古のものを購入したのでリアキャリアは実質使っていません。
しかしリアキャリアのおかげでとても「バイクを降りてからの取り回し」がやりやすいです。
リアキャリアのないバイクの場合、こちらの動画のようにシートに右手をかけてバイクを移動させることになります。
しかし、シートの中身はウレタンスポンジ等であるためチカラの入力がバイクに作用するまでのタイムラグがあります。
とくにバイクをアチラ側(右側)に倒しそうになった時には手と座面の摩擦力だけでバイクを引き戻さなければなりませんが、シートの柔らかさにより対応が遅れますし、座面も摩擦係数が高くないためにとても不安な気持ちになります。
ところがリアキャリアは「バイクの重心とねじ止めでつながっている」ためにタイムラグはありません。
また握ることができるため、アチラ側に倒しそうになっても引き戻しやすいという利点があります。
さらにタンデムライダーも「柔軟性があるタンデムベルト」ではなくてリアキャリアに掴まることで安心感が高まります。
ネオクラシックスタイルを疎外する野暮パーツではありますが「効果はばつぐん」です。
スタイルが気にならない方、シートバッグを積みたい方、タンデム多い方にオススメのオプションです。