見出し画像

読書のススメ/ 1984

私がおススメする本を紹介します。
かなりジャンルが偏っていますこと、お許しください。

今回は、ジョージ・オーウェルの『1984』
党があらゆる行動を監視し、言語も思想も管理され、歴史の捏造の進む近未来世界が舞台です。
ディストピア小説の最高傑作ともいわれているようです。

街中のあらゆる場所に「BIG BROTHER IS WATCHING YOU」というスローガンが登場します。 互いを監視し、幼い子供でさえ親を党に通報します。
辞書は「良い」があれば「悪い」という言葉はいらないと、
使用できる言語が少なくなりどんどん薄くなってい行きます。ある意味超合理的な考え方かもと思います。
しかしそれとともに、市民の自分で考える能力も衰えていくようで、
この世界にもし私がいたとして、自分の考えを持ち続けられるか?他人に伝えることができるか?自信は持てずに読み進めました。

自分たちの自由が氷層の上の危ういものではないかと思えて、自分の思いや考えを言葉にする事は本当に大切な事だと感じさせられます。

選挙のたび、この政策と思えるものには出会えず、消去法的にしか投票できてはいませんが、何らかの意思表示をしなければと思います。

何かを書くと言うこと。
日本語には微妙な表現がたくさんあります。
それは時として相互理解の壁になっているようにも感じますが、微妙な違い、大切だと思います。
生物の生き残り戦略としても多様性は有効です。
私も懲りずに相手の思いを探ることを楽しみたいと思います。
と同時に、「みんなちがってみんないい」…わかっちゃいるけど、
「う~」と唸ってしまいそうな時もあります。
それも私!他人は変えられないけど自分は変えられるので、
疲れたら、またぐ~たらして再起動!

さてこの一冊ご興味を持っていただけた、
ご一読を!

#読書
#言葉の大切さを考える
#日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?