バカと付き合うな 堀江貴文、西野亮廣
「自分の興味がある人だけ付き合えばいい」by西野亮廣
堀江貴文、西野亮廣
この二人の名前を聞いてどんなことを想像しますか?
生意気、ロケット、絵本、常識破り…。
あ、これは私の脳内の言葉です。
以前の私は、この二人は苦手、いや嫌いに近い感情を持っていました。
会って話したこともないのに(笑)
西野氏は「えんとつ町のプペル」の無料公開に踏み切ったときに
興味を持ってブログをみました。
堀江氏はたまたま手にとった本「他動力」が面白く、気になる様になりました。
二人とも発信している内容は納得することも多く、
その二人の「バカ」についての本。
「あ~、またストレートな題やなぁ」とちょっと引いたのですが、
帯の「あなたは自由になるべきだ」の一言に惹かれて読みました。
バカと付き合うと狭い常識に染まるだけ
◆時間を奪われる
・電話は他人の時間に割り込みをするツール
LINEやメール、スラックで十分
・時間を奪われることに鈍感な人間は、他人の時間を奪うことも鈍感
◆自由でなくなる
・環境や付き合う人間は変えることができる
・環境を変えるためには想像力が必要
・想像力は情報量で決まる
◆我慢体質から抜け出せなくなる
・テストで良い点を取るのは、出題者の気持ちを忖度するようなもの
・社会は学校を通して従順な我慢体質を刷り込んでいる
・我慢体質しか売りのない人間はAIに取って変わられる
◆他人ありきの関係で自分の人間関係でない
・人間関係は拡げるものではなく、勝手に拡がるもの
・サラリーマン時代は会社に譲り渡した「他人の時間」
「他人の時間」が終われば同時に人間関係も終わる
過去と未来に縛られず現在だけを生きる
◆いいバカは現在だけを生きている
・未来を予測するとその想像力に縛られて、いま動けなくなる
・どんなチャレンジでも100%確実に成功する保証はない
◆行動 ⇒ 思考
・情報は自分自身が行動することによってしか集まらない
・自分を追い込むために宣言する(行動)、宣言を本当にするために考える(思考)
・行動を起こすことで知識が備わってくる
◆真似ることが個性を育てる
・いいと思ったことは好きに自由に真似る
・真似をしても、その人と全く同じにはならず、新しい自分が誕生する◆「やりたくてやっていること」を大事にする
・熱心に現在だけを楽しんでいる子どもを見習う ・
我慢を解除すれば自分の本当のやりたいことが見えてくる
【感想】
本音しか言わない二人が「自分のために生きろ」と書いている本です。
一定時間を会社に捧げ、愚痴ばかり言うくらいなら
本当に自分のやりたいことに時間を使えと言っています。
そしてこれからは「信用経済」の時代。
信用が換金できる時代になってきている。
クラウドファンディングやオンラインサロンがその例だと書いています。
信用度の高い人=嘘をつかない人
私も信用度の高い人を目指します。
【目次】
はじめに 堀江貴文
第1章 バカをもっともらしい顔でやってくる。
気をつけろ !
第2章 バカになにを言ったところで無駄。
ムキになるな !
第3章 ふたつの「バカ」
おわりに 西野亮廣
徳間書店
252ページ
著者 堀江貴文
1972年福岡県生まれ
実業家
SNS media & consulting株式会社ファウンダー
著書
「ゼロ」
「他動力」
「自分のことだけ考える」など多数
著者 西野亮廣
1980年兵庫県生まれ
芸人
国内最大級のオンラインサロン
「西野亮廣エンタメ研究所」を運営。
著書
「えんとつ町のプペル」
「オルゴールワールド」
「魔法のコンパス」
「革命のファンファーレ」など多数
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