積水ハウス

「わが家」を世界一 幸せな場所にする

これ、積水ハウスのホームページに書いてあったキャッチコピーなんです。志たけ~と思いながら、何か住宅で為になるかよくわからない考察をしようと思います。

そもそも「幸せ」って何ですかね。

人それぞれなんでしょうか?積水ハウスとしては幸せの定義がはっきりしてそうですが、家族が笑って過ごすみたいなことなんでしょうか。

世界一家族が笑って過ごす場所 にする?

んーなんかしっくりこないですね。

それとも、人生山あり谷ありなんだかんだあったけど、良い人生だったな~と死に際に想うみたいな感じですかね。

たしかにその人の人生はその人にしかないので、世界一というかまぁその人しかいないので比較対象がないというか、そうですかって感じにはなりますね。

いずれにしても「世界一」という比較するようなことと「幸せ」みたいな曖昧ことを実現するにはかなり無理がありそうです。

しかし僕としては「幸せ」に重点を置いて語りかけてるのはすごく共感はしています。

「幸せ」について話を戻すと、僕は「喜びを感じること」だと思うんですよね(今のところ)

まぁそうだけど(笑) って感じでしょうかね・・・。

「喜び」はこれまた定義が難しいんですが、感じるものですからね・・・無意識に。喜ぼうと思って人は喜べないわけですよ。

で、この無意識に感じてしまう「喜び」をどうやったら感じることが出来るのか?という話になるわけですが、

まさにそれは自分で考えないといけないんですよね。住宅に関して言えば、

「自分の思い描いた住宅になった!」(喜び)

「今までの生活より快適になった!」(喜び)

「想像を超えたカッコいい家になった!」(喜び)

というような喜びが想像できるわけです。(まだ喜ぶかわかりません)「マイホームだ!」みたいな、何でもありな喜び方もできますね。(これが一番多いのかも?)

つまりまぁ住宅はある程度喜びが得られるんですよね。夢のマイホーム!一生に一度の大きな買い物!みたいなキャッチコピーも頷けますね。いかにも幸せが手に入りそうです。

しかし、実際は住宅買うときって「後悔したくない」みたいな感情が先行すると思うんですよね。夢の!とか憧れの!という気持ちを持ちながら圧倒的な力で押し寄せる「後悔したくない」の感情ですね。

これはある意味ではプラスに働き、ある意味ではマイナスに働くと思っています。

プラスについては、設計士を疑いの眼をもって接することでより良いものにもなったりします。マイナスの面は逆に設計士の自由度を奪って、より良いものができなくなってしまいますね。

まさに表裏一体です。

これだけ聞くと買う側は「設計士の自由度なんて上げてもロクなものができない!」という人も多いと思います。

これは一概に否定できません。

なぜなら設計士と施主で「喜び」の概念が違うので当たり前といえば当たり前ですね。

設計士とひとくくりにしてしまいましたが、ハウスメーカーはどちらかというと施主寄りの喜びを理解していると思ってます。だから住宅業界を席捲していると思うんですが。

「自由設計」っていうのものまぁ施主が自由にっていうニュアンスですよね。そう考えると設計事務所は「不自由設計」と言ってもいいかもしれません。

段々話がまとまらなくなりましたが、今度のキーワードは「自由さ」についてですかね。

自由が幸せなのか?自由が豊かなのか?結局自由な設計をしたところでそれが良いものとは限らないです。(ためしに自由に間取りを考えてみても良いと思います、絶対うまくいかないので)かと言って不自由な設計をされて良くなかったらこれは最悪なわけです。

僕としては良い住宅ができたらハウスメーカーでも工務店でも設計事務所でも良いんですけどね。

こんなこと書いて自分は何がしたいのか・・・(笑)

頭がぐるぐるまわってきたのでまた気が向いたら書きます。

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