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Callan method ステージ4 終了した感想【カランに夢を見てはいけないのか】

ガッツで乗り切る子ちゃんです

5月にNative campに乗り換えてから約3か月、私はカランメゾットを受講し続けた。
私も「4倍」の速度で上達するというカランメゾットの謳い文句に夢を見たひとりである。Native campに乗り換える前、カランメゾットに手を出すか出さないか迷っていたときに、多くの人の体験記を読み漁っていた。

このnoteも誰かの判断材料になると良い。

【カランメゾット受講前の実力】

過去に他社の英会話レッスンを受けていたものの、さぼりまくってかなりのブランクがあった。まず、英語で話すこと自体緊張する。会話どころじゃない。何かを言われても、YesかNoしか言えない。
また、相手の言っていることが質問だったのか、ただ説明をしてくれたのか、聞き取ることができなかった。

【カランメゾット stage2の受講】

初回テストでstage2から始めましょうと言われ、stage2から受講。Stage 2の内容は簡単すぎると感じたが、スピーキングとなるとうまくできないのが不思議。文法自体は簡単なので、ほとんど復習もせず毎日3 lesson 受け続けた。約1週間でstage 2が終了した。
正直、stage 2 終了時点では何の成長も感じられなかった。
しかし「英語で受け答えをする」というリハビリには丁度良かったと思う。

オンライン英会話の長いおさぼり期間がある人は分かってくれると思うが、さぼっていた時間が長ければ長いほど「レッスンの再開」の一歩が難しい。

Stage 2 は、”レッスン受講ボタンを押すハードル”を下げてくれた気がした。

【カランメゾット stage 3の受講】

正直まだまだ内容自体は簡単。しかしながら受け答えはスラスラ言えなくなってきた。
また、復習にも時間がかかるようになってきた。だいたい毎回40 min ほど復習に時間をかけるようになった。
しかしそれが毎日出来るわけでもなく、なんとなくテキストを見て、復習をほとんどせずにレッスン開始!ということも度々あった。

カランメゾットの怖いところは、レッスンを受けさえしていればどんどん進んでいくことである。
先生がリードしてくれるので、それを追って話せばいい。比較的シャドーイングに慣れてきたので、リードに甘えることも楽になっていた。

そして、残念なことにstage 3 終了時にもあまり成長している気がしながった。リードに甘えてサボることだけを覚えた。
しかしながら、Native campで受講できるマンスリースピーキングテストでは、Stage 2終了時よりもStage 3終了時の方が点数が高かった

自覚は全くなかったが、成長していたのかもしれない。
確かにこのころから、カランレッスン外の簡単な質問に対して "Yes" ではなく、"Yes, It is" 、"Yes, I'm ready" など 簡単なSVを付け加えて回答できるようになっていた

ただ、まだまだ扱えるのは現在形と過去形ぐらいで、簡単なSV構文しか言えなかった。

【カランメゾット Stage 4 の 受講】

Stage 2, 3に比べて Stage 4 は全然終わりが見えず、とても長く感じた。さらにはStage 4 の中盤にて、10日間ほどのおサボりをかました。

成長している実感も薄いし、きちんと復習しなくてもレッスンは成立してしまうし、どんどん進んでいく。だんだん復習にかける時間は短くなり、最後には今日は休んでもいいか、、、と思って予約キャンセル。あっという間に日は経っていく。

それでもなんとか戻ってくることが出来た。カランメゾットはある意味単調な作業の繰り返しであり、数ページ分の復習さえすれば予習なしでレッスン開始していいのだ。それは幸いにも、再開のハードルを低いままにしてくれた。

とにかく、Stage 4 をやり遂げようと毎日1 lesson受けることにした。復習に時間をかけられなくてもいい、とにかく進めるんだ、という思いで再開し、やり遂げた。

現在形や過去形に加え、Stage 4の受講によって現在完了形という手札が増えたが、まだまだ実践でとっさに出てくるほどの成長は得られていない。

【カランメゾットに夢を見てはいけないのか?】

Stage 4のあたりから気が付き始めたが、カランメゾットだけを受講していても英会話の上達には繋がらない
ときどき他の教材にも手を付け、自分の言いたいことをその場で言う練習をしなければいけない。例えば、スピーキングやトピックトークなどの受講が必要だ。

カランメゾットはあくまでも、スピーキングの土台形成を助けてくれるものである。また、復習をしっかりと行い、定着するまでスピーキングすることを毎回していれば、その場で言いたい構文がとっさに出てくるようになるだろう。
つまり、lesson 4 終了時の実力は、個人の復習量によって差があるはずだ。

理想は、毎日、講師のリードを待つことなくスラスラ回答出来るほど復習を行い、加えてカラン以外の教材の受講もすること。

カランの復習に60 min かけるとして、カランの受講(30 min)とそのほかの教材の受講(30 min)で合わせて2時間。

それだけの時間を、毎日、英会話に費やすこと
もっと欲を言えば、英単語の暗記や、リーディング、リスニングの勉強も並行して出来ると良い。

【そんなことが社会人に出来るだろうか?】

劇的に成長を感じることはなく、毎日毎日努力を積み重ねるしかない。
それでもめげずに、毎日英語学習を続けられるだろうか?
仕事に行く、買い物に行く、ご飯を作る、片づけや掃除をする、洗濯をする、仕事のための勉強もする。ゲームだってしたいし、Youtubeだって見たい。
たった24時間のうち、毎日英語に時間を費やすなんて、簡単なことではない。

それでも私は Stage 5の受講を開始した。可能な限り、スピーキングの受講も進めることにした。abceedに課金し、出勤中には英単語や英文法を鍛えることにした。

私が頑張ろうと思えるのは、英語をスラスラ話せるようになっている自分を、何度も何度も夢に見るからだ。
そんな自分になれたなら、大きな仕事を任せてもらえるかもしれない。海外支社でプレゼンをさせてもらう機会も貰えるかもしれない。出張だって行かせてもらえるだろう。英語論文だって読むのがずっと楽になるだろう。英語のドラマや映画、本を楽しむことだってできるだろう。

それほど英語にしがみつくのは、仕事のためなのか。
もしくは、英語が話せる同僚、友人に負けたくないからなのか。
それとも、英語を話せない自分が恥ずかしいからなのか。
または、ただ、英語が好きなのか。

明確な動機は分からないが、とにかく英語学習を諦める理由は無かった
カランメゾットは、夢の学習法ではないのかもしれない。しかし、必ず基礎を助けてくれるものであり、lesson 12というゴールが設定されているものだ。

目に見える成長や明確なゴールがない英語学習のなかで、カランメゾットは「進捗」と「ゴール」を与えてくれる。これは継続のモチベーションになるだろう。

どんな方法を選んだとしても、一番重要なのは継続することだから。

長い長い道のりの中で歩いても歩いても、先は遠く。自分を信じて歩き続けるしかない。

カランステージに進捗があれば、また続きを書きます。

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