減塩Lab.5 「新しい習慣が変化を呼び、自由になる」
減塩をしています。食事における食塩の摂取量を1日6gにおさめるよう、日々、心掛けています。
ひとつ前の記事;減塩Lab.4「4kg減量!減ったのは水分」
減塩をするようになり、身体にも心にも、さまざまな変化がありました。とりわけ衝撃だったのは、始めて10日で大幅に体重が落ちたこと。その顛末は先の記事にまとめました。
ただ、起きた変化には、本人にしか分からないものもあり、実はそれらのほうが、自分にとっては意味があったように思います。
自分にしか分からない変化
身体
・寝つきがよくなり、眠りが深くなった
・起床後すぐ空腹を感じるようになった
・消化がよくなり、一度に食べられる量が増えた
・体重が減ったことで身体を動かすのが楽になった
・花粉症による諸症状が和らいだ
心
・掃除や洗濯などの家事が面倒ではなくなった
・仕事の判断が早くなり、作業の効率が上がった
・生活の充実のため、働き方の見直しを考え続けた
・細かいことが気にならなくなり、流れに任せるようになった
生活
・生活が朝型に変わった(早寝早起きに)
・ウォーキングを習慣化した
・毎朝の床掃除を習慣化した
・食事は一日三食、しっかり摂るようになった
・ほとんどが自炊となり、外食する機会が無くなった
・食材を無駄にしない調理で食費の節約につなげた
・計画的に買い物することで無駄な出費を省くように
詳しい記事;減塩Lab.3「減塩で起きた心と身体の変化」
こうしてみると、暮らし方が整い、生活の質が向上していったのが分かります。
料理、洗濯、掃除などの家事が捗ると、家のなかが快適に保たれ、気分よく過ごせるようになりました。仕事にも楽な気持ちで取り組めるようになった気がします。
そして、自分では気づけない、人に言われて知る変化もありました。
たとえば、「髪質が変わった」ことは、減塩を始めて半年くらい経った頃に、担当の美容師さんに言われて知った変化です。
年齢とともに髪がうねるようになっていたのですが、そのクセが弱くなったとのこと。そこで、うねりを抑えるために伸ばしていた髪を切り、軽やかなスタイルに変えました。
減塩に限らず、筋トレとか、ダイエットとか、語学の勉強とか、肌の手入れとか。自分のために新しい習慣をとり入れるのは、意気込みとは裏腹に、ちょっと面倒に感じるところもあると思うのです。いったん始めたら、つづけなくちゃいけない。望む結果が出るまでは、と。
でも新しいことを始めると、それを起点に小さな変化がいくつも生まれて、当初の目標とは少し違う、思ってもみない方へと転がっていくことがあります。そして、感じるのです。始める前よりずっと、自分が自由になっていることを。
3年半弱にわたる減塩生活で感じるのは、まさに、この自由です。減塩をつづけてきて、私はだいぶ自由になりました。それは、心と身体と、そして、生き方においてもです。