Dore| HRテック企業の社長| デザイナー

HR テックの社長。プロダクトオーナー。 自社商品:WelcomeHR アルバイトの労務管理。 ビジョン:無駄な仕事を減らして、もっとクリエイティブな社会で仕事での幸せを作りましょう!

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最近の記事

挑戦と成長の文化を育む:イノベーションがもたらす経済的な成果

従業員発のイノベーションが生む力企業が経済成長を遂げるには、現状維持では不十分です。新しいアイデアを探求し、未知の領域に踏み出し、リスクを受け入れることで初めて成長が実現します。さまざまな業界で成功を収めている企業の多くは、従業員にイノベーションの自由を与え、従業員が型にはまらないアイデアを追求できる文化を育んでいます。 挑戦が成功を生んだ実例1. リクルート:イノベーションをコア戦略に リクルートは、従業員発のイノベーションを活かし、成功を収めた日本企業の代表例です。社内

    • 近代化の戦略的重要性

      近代化の必要性日本は、急速に進むグローバル経済の中で競争力を維持するために、近代化を加速させる必要に迫られています。特に小売業界の人事リーダーにとって、近代化は単なる追随ではなく、成長と成功のために不可欠な要素です。バックオフィス業務を効率化し、従業員データを効果的に活用し、明確で精度の高い意思決定を可能にするITソリューションの採用が求められています。 私が感じた近代化の変化:2つのストーリー1.日本が未来だった頃と今の現実 私が初めて日本に来たのは2006年のことでし

      • 日本の小売業界で変革を起こす人事リーダーの役割と戦略

        はじめに 現在の日本は、変革の岐路に立たされています。パンデミック後の経済成長が進む中で、産業の近代化、賃金格差の解消、キャリア開発の推進といった課題が山積しています。特に、小売業界の人事リーダーは、これらの課題解決の鍵を握る存在です。しかし、彼らが直面している課題は簡単ではありません。 店長のキャリアをどう構築するか? インフレを考慮した給与決定をどう進めるか? 従業員の成長、学び、新たなチャンスをどう支援するか? 私はSONYやリクルートといった大手企業での経

        • 賃金問題:現実とのギャップを埋める方法

          データから見る現実日本では名目賃金が緩やかに上昇している一方、消費者物価の上昇を考慮した実質賃金は低下しています。上記のチャートがこの差を明確に示しており、名目賃金の増加にもかかわらず、インフレが購買力を侵食し続けている現状を浮き彫りにしています。 トレンドの詳細分析2023年、名目賃金は過去30年間で最大の3.6%増加を記録しましたが、インフレがその上昇を上回ったため、実質賃金は低下しました。この不均衡は、多くの労働者に経済的負担をもたらし、特に小売業など給与が低い産業

          マネージャーのSOS!部下との1on1で距離感を縮めて信頼関係を築き、有意義なものにするために ~モチベーションに気付かせる7つの質問~

          部下との1対1の場で「何を話せばいいのか」と悩むマネージャーへアドバイスがあります。 今回、社内で行う私とマネージャーとの1on1で、マネージャーから出た悩みを元にレクチャーします。 日々仕事をしていて、正直そこまで相手に興味があるわけでもなく、さらに仕事でプライベートな話をするのもどうなのか と考える人がとても多いです。 そこで私からのアドバイスですが、『人(相手)に興味をもってください』。 もちろんプライベートな話もして、関係性を築いてほしいです。 ただ、注意してお

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          アルバイト採用で応募者から選ばれるコツ ~求人で多くの応募者を得るには~

          ワークスタイルテック株式会社の代表 ドリーです。 「求人を出しても なかなか応募がない」と、アルバイト採用で人が集まらず困っている方へ向けた話です。 先日、弊社がエン・ジャパンに正社員の求人を出したところ、2日間に40名の応募があり、1ヶ月の応募者数は170名に達しました。 また別の日にはIndeedでアルバイトの募集をし、2日間で20名の応募がありました。 予定ではそれぞれ1名の採用枠でしたが、170名もの応募者の中には良い人材が多く、結果どちらのポジションも2名ずつ採

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          あなたに必要なのは、キャリアアップに繋がる信頼関係を築くことです ~マネージャーになるためのコツ~

          自分のキャリアの成長について考える人も多いと思います。 そこで、マネージャーやシニアな上位ポジションにつくために必要なことは何でしょう。 そもそも会社のプロモーションがどのように決められているか知っていますか? 会社によってそれぞれタイミングは異なりますが、新しく部署やマネージャーをつくるという次期戦略について、マネージャーポジションにいる人たちが集まって議論する場があります。 新しい部署の立ち上げや、既存部署の成長や強化を考える会議の中で「次に誰をマネージャーにするか

          あなたに必要なのは、キャリアアップに繋がる信頼関係を築くことです ~マネージャーになるためのコツ~

          スタバが愛されるのはなぜかを考える ~リテールの神様から学ぶ『独自の付加価値』~

          前回の話から、スターバックスが基準としている価値観について話したいと思います。 Values ①パートナー ②コーヒー ③お客様 一見、この順番に疑問を抱くかもしれませんが、パートナー(従業員)を大事にすることで従業員がコーヒーを大事にし、そしてお客様を大事にするという連鎖の考えです。 パートナーを育成することにより、トップが全ての指示を出さなくても個々が自分で考えて行動できる仕組みを作りました。 これが大事で、パートナーがスターバックスで働くことを自慢・誇りに思う気

          スタバが愛されるのはなぜかを考える ~リテールの神様から学ぶ『独自の付加価値』~

          居心地の良さをつくり 成功したスタバに倣う、ビジネスモデルの捉え方 ~強みを知り、体現することで成す~

          『人々の心を豊かで活力あるものにするために ―  ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから』 これは、スターバックス コーヒー ジャパンのビジョンです。 私はリテールの勉強をする上で、この企業ミッションを掲げているリテールの神様であるスターバックスについて勉強しています。 まだ学び始めたばかりですが、すでに多くの共有したいことがあるので、いくつか話していきたいと思います。 まず最初に伝えておきたいのは、「スターバックスだから(お金がある・大きな会

          居心地の良さをつくり 成功したスタバに倣う、ビジネスモデルの捉え方 ~強みを知り、体現することで成す~

          パワフルなマネジメントを継続するために行うこと

          自分のアイディアを出せる会社・自分のことを認めてもらえる実感・自分の声を出して行動することができるのは、社員からしても幸せなことです。 また、自分のアイディアを出して行動しているため、責任感も高まります。 さらに責任感をきちんと持つことで、最後までやり切るというサイクルが生まれます。 より満足度が高い社員をつくることができるのです。 私は逆ピラミッド型(Inverted Pyramid)で構築されるマネジメントスタイルがとても好きで、これを基礎としています。 しかし逆

          パワフルなマネジメントを継続するために行うこと

          パワフルなマネジメントとは ~個々の能力を発揮させてチームを強くする~

          私が社長のポストに就いてから6年間、 これまでやってきた中で実感した一番パワフルなマネジメントの話です。 「自分のチームを、フルパワーで 全員の全ての能力をしっかり出し切れていますか?」 その質問に対して 私は「出し切れている」と言える自信があります。 もし100%出し切れていない場合には、すぐに気付いてチームときちんと話し合えるループを作っています。 では、その仕組みと、継続的に運用していく方法をレクチャーします。 まず組織図がピラミッド型か逆ピラミッド型か、という

          パワフルなマネジメントとは ~個々の能力を発揮させてチームを強くする~

          顧客に求められるビジネスモデルを創造し確立する

          前回の事例を踏まえ、自分のビジネスのビジネスモデルを見返してみましょう。 私の友人は鎌倉でカフェを開いていますが、例えば1杯600円のコーヒーだった場合、従業員一人分のお給料を月30万円作るとしたら単純計算で500杯売らないといけないのです。 ただ、コストや家賃などを考えてお店を回すことを考えるともっと売上を作る必要がありますね。 美味しくて空間もおしゃれで、人との出会いもそれなりにあり楽しめる場でも、裏路地や隠れた目立たない場所にあると なかなか黒字にして回すのは難しい

          顧客に求められるビジネスモデルを創造し確立する

          顧客価値にマッチしたビジネス戦略を考える

          あなたの会社やビジネス、店舗のビジネスモデルは本当に「商品販売」でしょうか? いろいろな会社が商品や飲食を提供していますが、 本当のビジネスは別のところにあるかもしれません。 まず『The Founder/ザ・ファウンダー』(ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ)という映画にも描かれている、一番有名なマクドナルドの話を例に挙げます。 当時はボリュームビジネスをやろうとしていて全然儲からないフランチャイズでしたが、それでも拡大し、たくさん商品を販売していたそうです。 し

          顧客価値にマッチしたビジネス戦略を考える

          子どもたちが世界に関心を抱くきっかけをつくろう ~まずは知って興味を持ってもらうために~

          先日(2021年11月8日)、横浜市立城郷小学校へ プレゼンテーションに伺いました。 子どもたちに、もっと国際文化や色々な国のことに興味を持ってもらう 体育館に集まった城郷小学校の6年生に、私の故郷であるブラジルについて 画像や映像をスクリーンに映しながら話しました。 まずはブラジルがどういう国かという紹介をしました。 『明るい国/前向きな国民性/トロピカルで暑い国』 そして ・地球のどこにあるか?  →日本の裏側に位置し、日本の22.5倍もの面積がある世界で4番目

          子どもたちが世界に関心を抱くきっかけをつくろう ~まずは知って興味を持ってもらうために~

          買い物はエンターテインメント

          今回は≪アートの力を使ってショップ作りをしていこう≫という話をします。 アートというと買い物とは結び付かない方が多いかもしれませんが、買い物を1つのエンターテインメントとして捉えるとどうでしょうか。 週末になぜ多くの人がショッピングモールに行くのかというと、映画館や食べ物だけではなく純粋に買い物を楽しみたいという理由が断トツかと思います。特に女性にとっては(一概には言えませんが)、買い物=快楽の域とも言えます。 まさに買い物はエンターテインメント!であればアートの力を使えば

          買い物はエンターテインメント

          店舗の売上を上げるために実践すること ~売上拡大の基盤づくり~

          ビジネスのロジカルシンキングについてレクチャーします。 今回はカフェを例にした店舗中心の話をしますが、どんな場面にも活用できることです。 私はみんな実践しているものだと思っていましたが、先日知人のお店にお茶を飲みに行って話していた時に、聞いたことないと言われ、やっていないところもあるという現実を知りました。 それではさっそく、カフェの店舗運営をイメージして話していきます。 どうやってもっと集客を増やすか考えた時、新しいメニューを出す・店舗のデザインを開拓する、まずこれら

          店舗の売上を上げるために実践すること ~売上拡大の基盤づくり~