🏠とっても素晴らしい!『江戸東京たてもの園』(東京都立 小金井公園)へ行ってきました。
📓 以前、他の方の note記事を読んでいると 東京都立小金井公園『江戸東京たてもの園』を写真を載せて紹介されていました。
その写真が とっても興味深かったので、ずっと「ぜひとも行ってみたい。」と思っていました。
今回、行ってきました。
JR中央線 武蔵小金井駅から『江戸東京たてもの園』に向かいます。
そして、到着!!
『江戸東京たてもの園』の正面出入口は 歴史的建造物「光華殿」を改修したビジターセンターになっています。
◆「光華殿」。
1940年(昭和15年)に竣工。皇居前広場で行われた紀元2,600年記念式典のために建設された式殿を移設しています。
『江戸東京たてもの園』は 文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示する「野外博物館」なのだそうです。
『江戸東京博物館』(東京都墨田区横網)<2022年4月1日より施設老朽化に伴う改修工事のため 2025年まで休館中>の分館になります。
建物の外観がとても精巧に出来ていることに加えて 内装や飾ってある装飾品、備品などもリアルに再現されているのが素晴らしいのです。
また スタッフさんの案内、気配り、サービスも完璧です。
観覧料は 超格安の「一般 (大人) 400円」なり!
エントランスから入って行くと「西ゾーン」「センターゾーン」「東ゾーン」の3つに分かれていますが、見どころが多いのは断然「東ゾーン」だと思います。
◆ 展示室「江戸東京博物館コレクションーー東京の歩んだ道」。
ここでは 江戸時代の千両箱を実際に持ち上げることが出来ます。
う、う、う、う…、重い。(14㎏~!)
【センターゾーン】
『江戸東京たてもの園』の出入口で ビジターセンター(旧 光華殿)や展示室の他に 歴史的建造物が復元・展示されています。
◆ 旧 自証院霊屋(東京都指定有形文化財)。
尾張藩2代藩主・徳川光友(とくがわみつとも)の正室・千代姫が 母・お振の方(3代将軍徳川家光の側室)を供養するために建立した霊屋。
◆ 高橋 是清邸(たかはし これきよてい)。
明治から昭和の初めにかけて 日本の政治を担った高橋 是清の住まいの主屋部分です。2階は是清の書斎や寝室として使われ 1936年(昭和11年)の 2・26事件の現場になりました。
『江戸東京たてもの園』~ほとんどの展示物が実際に中に入って見ることが出来るので とっても楽しいですよ。
【東ゾーン】
昔の商家・銭湯・居酒屋などを通して下町の風情を楽しむことができます。
復元した建物の中には、当時の暮らしや商売の道具・商品などを展示しています。
◆ 万世橋交番。
明治後期に建てられた 神田の万世橋のたもとにあった須田町派出所をトレーラーで運んできたそうです。
◆ 上野消防署(旧 下谷消防署)。
消防署員さんが遠くを見渡すための望楼上部です。
◆ 丸二商店(荒物屋)。
昭和初期に建てられた荒物屋で店内は昭和10年代の様子を再現しています。小さい銅板片を巧みに組み合わせて模様をかたち作り 建物の正面を飾っているのが特徴です。
◆ 小寺醤油店。
小寺醤油店は 現在の港区白金で営業していた商店です。
大正時代創業、移築された昭和8年に建てられた出桁造り(だしげたづくり)の店舗で 味噌や醤油、酒類を売っていました。
◆ 植村邸 と 大和屋本店(乾物屋)。
植村邸 1927年(昭和2年)
建物の前面を銅板で覆ったその姿は〈看板建築〉の特徴をよくあらわしています。
大和屋本店(乾物屋)
1928年(昭和3年)戦前の乾物屋の様子を再現した 木造3階建ての商店です。
この素敵な 2棟が並んで建っているところに「趣き」が感じられますね。
◆ 子宝湯(銭湯)。
1929年(昭和4年)東京の銭湯(公衆浴場)を代表する建物。
神社仏閣を思わせる大型の唐破風(からはふ)や 玄関上の七福神の彫刻、脱衣所の折上格天井など贅沢な造りとなっています。
「のれん」をくぐって入って行きます~♨
「男湯」と「女湯」に分かれたあと、脱衣所があります。
🗻「富士山」が綺麗な浴場にも入れますよ!
とっても広~い洗い場でした!!
◆ 花市生花店 と 武居三省堂(文具店)。
武居三省堂の装飾品、備品などの展示物は リアルで素晴らしい… 👀
◆ たべもの処「蔵」。
1階は休憩所。
この 2階で「武蔵野つけうどん」「山菜うどん」などを食べることが出来ます。
私、待ち列に並んで 美味しく頂きました!
こちらは「肉汁うどん(数量限定)」なり~🍜
【西ゾーン】
ここでは 様々な建築様式の住宅を復元・展示していて、昔懐かしい茅葺きの民家も並んでいます。
◆ 復元建造物「デ・ラランデ邸」。
元々は平屋建ての洋館でしたが 1910年(明治43)年ころ、ドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデにより 3階建てとして大規模に増築されました。
その後、1956年(昭和31年)から 三島 海雲氏がこの住宅に住んでいて 1999年(平成11)まで新宿区信濃町に建っていたそうです。
1階は カフェ「武蔵野茶房」です。
◆ ミュージアムショップ&カフェ。
貴重な お土産品が たくさん販売されていました~🎁
東京都立 小金井公園にある『江戸東京たてもの園』。
絶対に一度、行かれることをおススメします。
ここは スゲーよ!!
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