🏡 海の見える高台にある外国人たちの住居『神戸北野異人館』を訪れました!!
🏡 明治・大正時代に建てられた『神戸北野異人館街』。
かつて 故国を離れた外国人たちが海の見える高台に邸宅を構え 故郷に想いをはせたことから誕生した街です。
国の重要文化財に指定されているものや神戸市の伝統的建造物に指定されているものが数多くあり、現在16館が一般公開されているそうです。
私、昨年末に神戸の海岸沿いエリアにある『旧居留地』を巡って来ました。
彼らの多くは この港町の『旧居留地』にある由緒ある 屋舎(仕事場) で、貿易に関わる業務を行い働いていました。
そして、『北野異人館街』と呼ばれる山側の北野エリアは その外国人たちが住んでいた個人住居の場所です。
同じ異国情緒が漂う建物エリアでも「住居(北野異人館街)と 仕事場(旧居留地)では大きく雰囲気が違っているのです。
⚓ 海の見える高台にある外国人たちの住居『神戸北野異人館』。
この日は【北野通り3館パス + トリックアート館コース】の入場チケットを購入しました。
・『神戸トリックアート 不思議な領事館』
設立:明治後期築
旧邸:旧ヒルトン邸
指定:神戸市指定No.11伝統保存建造物
旧ヒルトン邸(旧パナマ領事館)の館内には摩訶不思議なトリックアート作品がいっぱい展示されています。
「神戸牛」や「神戸スイーツ」などをイメージした絵画作品の前で面白い写真がたくさん撮れますよ。
ちょっと恥ずかしいけど皆が写真を撮っているので それほど気にならない。
とっても楽しい『神戸トリックアート 不思議な領事館』でした。
・『ベンの家』
設立:明治末期頃築
旧邸:旧フェレ邸
指定:神戸市指定伝統的建造物No.9
イギリス貴族で狩猟家のベン・アリソン氏の日本における自邸です。
館内にはベン氏が世界各地で射止めた巨大な北極グマやアメリカバイソン、ヘラ鹿のほか絶滅が危惧されている動物のはく製が展示されています。
他にも いろいろな動物のはく製がいっぱい展示されています。
ここにある多数のはく製の迫力に圧倒されますよ!!
・『洋館長屋』
設立:明治41年築
旧邸:旧ボシー邸
指定:神戸市指定伝統的建造物No.8
旧ボシー邸、仏蘭西館(フランス館)。
「旧居留地」に外国人向けアパートとして建設され、後に北野町の北野通りに面した現在地に移築されました。通りに面して左右対称の2棟が中央で連結し、連結部の階段の左右に入口が設けられている外観が日本の長屋のようであることから「洋館長屋」と呼ばれるようになったそうです。
館内装飾は「仏蘭西館(フランス館)」の名の通りフランス色で統一されています。
山手側にある「ラインの館」から見た『洋館長屋』。
・『英国館』
設立:明治42年築
旧邸:旧フデセック邸
指定:神戸市指定伝統的建造物No.10
イギリス人建築家の設計によるコロニアル様式の洋館で 17世紀バロックから19世紀ビクトリア時代の格調高いアンティーク家具が美しい。
2階には世界で最も有名な英国人 「シャーロック・ホームズ」の部屋が再現されています。
ホームズのトレードマークであるマントと帽子を着用したまま 館内をめぐって記念撮影も楽しめます。
イギリス ロンドンのベーカー街 221B番地で シャーロック・ホームズは友人であり相棒のワトスン医師と共同生活をしていました。
昔々にコナン・ドイルの推理小説「シャーロック・ホームズ・シリーズ」を一生懸命に読んだことを思い出しましたわ。
そして…
この近隣にある『ラインの館』は北野異人館街で唯一の無料入館施設です。
この洋館は神戸市民から愛称を募集して、元住人のオバーライン氏の故国ドイツのライン川と、壁面の下見板の美しい直線美にちなんで『ラインの館』と名づけられました。
もちろん『ラインの館』の館内には自由に入れますよ。
(ここの写真は撮れていませんが…💦)
この日も とっても暑い日でした…💧
神戸 三宮駅に向かう北野坂通り沿いにある「スターバックスコーヒー神戸北野異人館店」で少し休憩です。
あぁ~、フローズンドリンクが冷たくて生き返るよ~~!!!
NHKテレビ小説『風見鶏』の主人公モデルのハインリヒ・フロインドリーブ氏が住んでいた由緒ある西洋館が阪神・淡路大震災で全壊しました。
その後、神戸市は現在の北野坂通り沿いの地に この由緒ある西洋館を再建しています。
旧フロインドリーブ邸は 2009年から「スターバックスコーヒー神戸北野異人館店」として営業中です。
🏡『神戸北野異人館』。
昔に訪れた時は 街の中に「異人館」がポツポツと建っていたイメージでしたが、現在は観光スポットとして整備されている感じです。
見どころいっぱいなので 神戸の街並みを十分に満喫できますよ!