その評価って本当に正しいの?(#96)

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営業研修先の先輩に対して、内部の揉め事含め、散々、迷惑しかかけていないのに、研修が終わってからもランチに一緒に行ってもらえる幸せ者のイシグロファクトリーです。

さて、今日はここ最近特に気になっている「結果主義の経営者」の評価の仕方についてです。

これ正しくは「自分の思い通りの結果にならないと気に入らない主義の経営者」である。

例えば営業マンがノルマを達成しなかったとする。

一般的に言えば、この営業マンは「結果を出せなかった」となるが…
果たして本当にそうなのだろうか?

「ノルマとして設定した数字を達成できなかった」
これなら納得だが、「結果を出せなかった」これには異論を唱えたい。

「設定した数字達成の結果を出せなかった」

これならオッケーだ。

とは言え、だから「仕事できてないやつ」と言う判断では話にならない。

それを言うなら経営者として「人材育成の結果出してないだろ」って事になってしまう(笑)

しかし、大半の経営者はこれを他責にして自分の能力が低い事を他人のせいにして棚上げするものなのだ。

そんな時の魔法の言葉…

「なら、全部ひとりでやればいいのに」である。

さてこの辺にして…(笑)

話は戻るが…先ほどのノルマ未達成の営業マン…現状は、この状態を「仕事のできていないやつ」と判断する経営者が多いと感じる。

そして、ここに対する考え方も固執している傾向があるので…
結局は体育会系の気合いと根性型組織化し、それに合わない人はどんどん苦しくなり追い込まれていく…

営業では特に、「営業くさい営業」の、ゴリゴリタイプがぴったりな組織と言える。
困りごと解決主義の「売らない営業」タイプは苦手意識を持つであろう。

これはどちらが正解と言う訳ではなく、どちらも正解である。
しかり、ダメのレッテルを貼るのはいかがなものかと思うし、基準が曖昧だと感じる。
とても勿体無い。

例えば、私を基準としてもらうと分かりやすい事例があるのが…
私は100年の歴史に幕を閉じた元経営者である。

それを「お前は結果を出せず失敗した」この半年近くで何人に言われて来たことやら…「結果出してから物を言え…」なんて言葉も…

しかし、一方では「大きな決断と経験をした」とう言って下さり、むしろそこから学ばせてもらいたいと言う声も…

別に自分を肯定したい訳じゃなくて…
事実を言っているまでだが、後者の方からすると、誰もが出来ない結果を経験している人…として重宝してくださる。

前者は、失敗したやつだから、何も言う権利はないし、結果を出さなければ説得力がない…こんなところだ…

まぁ私を事例に挙げると内容がヘビーかもしれないし、自分を擁護しているっぽく聞こえるから、別の例えにすればよかったと後悔している(笑)

つまり、結果とはどういう事なのか?
誰から見ての結果なのか?

薄っぺらい数字にだけ執着し、それだけを判断指数としている企業は、今まで以上に金の切れ目がって言うくらい数字絡みのトラブルで人間関係のトラブルが頻発すると私は予測する。

と言いうか間違いなと思っている。

このあたりに、組織の長が気付けるか?別れ道である。

科学性って本当に大切です。
自社、自分を客観的に見て、それを素直に受け入れる事が出来るか?

この器こそリーダーに必要なある種、経営者の覚悟と言えるのだ。

てこと。

Twitterより

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