中学時代 〜レイプに至るまで〜
小学校の頃は男女共に仲良くしていました。
中学生になってもお洒落や体型に興味のなかった私でしたが、誰とでも普通に接するごく一般的な女子でした。
吹奏楽部に入り、部活にも精を出すようになります。
しかし思春期に入り、周りは恋愛や容姿の話でよく盛り上がるようになります。
必然的に女子と男子の間にはなんとなく壁のようなものができ、以前ほどの異性との絡みはなくなりました。
元から男子と仲の良かった私は、次第に恋愛対象としてではなく、性的欲求の対象として見られるようになります。
おふざけの延長で軽く胸を触られたり。
スカートをめくったり。
でもそれは私に限った話ではありませんでした。
同じようなことをされていた女子は他にも何人かいたのです。
それらはあくまで〝おふざけ〟の一環だったので、大抵の女子は少し恥ずかしそうに
「やめてよ~笑」
とか、
「きも~!」なんて言って受け流していました。
当時中学生で、女子も性的なことに興味があった時期だからというのもあってか、本気で嫌がるような人は少なかったと記憶しています。
そんな中で私だけは、男子から必死に逃げてしまったのです。
触られまいと逃げ回るうちに、相手もムキになって追いかけてくるようになりました。
今まではその〝いたずら〟は、思い立った時にやる程度のものでした。しかし次第に頻度は増え、昼休憩や授業と授業の間の休憩時間にまで追い回されるようになったのです。
相手は一軍の男子複数人。
自分は1人。
運動経験のない私がかなうはずもなく、毎回捕まっては抑え込まれて服の上から胸を揉まれる日々。
そんな毎日が数ヶ月続きました。
そんなある日、私が追われている時ちょうど近くにいた女友達が先生に、
「〇〇くんがゆきのおっぱい触ってます!」
と言ってくれたんです。
その友達は、先生に言えば状況がましになるかな、くらいの気持ちで言ったようでした。
しかし、やはり先生側もなにか勘づいていたのでしょう。
その一言で、状況が大きく変わることになります。
続きは次の記事にします。